内容説明
原価計算は地味だけど、ビジネス社会で不可欠な知識です!原価計算は経理や製造部門の人だけでなく、経営者はもちろん、営業などすべてのセクションの人たちが身につけておくべき知識です。計算の仕方はコストの仕組みさえ押さえてしまえば、あとは加減乗除でOK。本書はあらゆるレベル、セクションの人を対象に業種・商品別の事例を挙げ、わかりやすく解説しました。
目次
プロローグ 原価計算はなぜ役立つのか―原価を知ることで原価を生かす
1 「原価」の構成要素をつかんでおこう―決算書にもある「3大原価要素」
2 原価計算の基礎をマスターしておこう―価格の決定や予算・原価管理にも役立つ
3 製品ごとに原価を計算してみよう―製造指図書の発行と仕掛品の評価
4 ちょっと専門的な原価計算をしてみよう―標準原価計算から損益分岐点分析まで
5 業種・商品別原価の特徴とコストダウンを考えてみよう―自動車部品からコンビニ、ラーメンまで
6 どうすればコストダウンは効果が出るのか―ヒト・モノ・カネの動くところにコストは発生する
7 新しい「原価」の考え方と管理・経営手法―ABC・JITなどや情報技術を駆使する
著者等紹介
木村典昭[キムラノリアキ]
1960年生まれ。東京都三鷹市出身。千葉大学理学部卒、中小企業診断士、システムアナリスト、情報処理システム監査技術者、特種情報処理技術者、オンライン情報処理技術者、CLP。(株)総合計画研究所、NTTデータ通信を経て、現在(株)ベストコミュニケーションズ取締役。経営コンサルタントとして活躍している
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