内容説明
本書は、ユング心理学のエッセンスを一般の読者の方々にも、わかりやすく理解してもらえるよう解説した読み物である。
目次
第1章 「ユング心理学」とは何か?―ユング心理学の基本を押さえておこう(自分の知らない「自分」という存在;無意識が暴走すると恐ろしいことに ほか)
第2章 「無意識の世界」を探求しつづけたユング―ユング心理学の「普遍的無意識」「タイプ論」「コンプレックス」を知っておこう(ユング心理学の「心のセット要素」とは?;ユングの説く「意識と無意識」はどのようなものか? ほか)
第3章 ユング心理学のポイント「元型」とは何か?―「元型」は、人の行動を決める重要なプログラムである(ユング心理学の中心をなす、元型とは?;元型にはさまざまな種類がある ほか)
第4章 ユングと「オカルト」の謎を解く―ユングは、霊、UFOなどをどのようにとらえていたのか?(ユングはどのようにオカルトと出会ったのか?;ユングの強烈なキリスト教体験とは? ほか)
著者等紹介
長尾剛[ナガオタケシ]
1962年東京生まれ。東洋大学大学院修了。ノンフィクション作家。歴史や文学を解りやすくエンターテインメントにつづる作家として、定評がある
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ねええちゃんvol.2
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★★★ 2016/09/03
たけだ
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性欲に重点を置いているフロイトよりユングの方が説得力はあると感じた。ただユングも幽霊や超能力などは眉唾ものである2012/05/27
ホセ
0
[図]2009/07/16
Amethysteria
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本当にゼロから、というレベルで解説されていました。わかりやすい。いきなりこれ読むと疑いなく「ユングすごい!」と思ってしまいそう。彼以前以後の多くの論者、学者、彼らからの評価、現在の視点からの位置づけを踏まえて理解するのも重要かなと思いました。
読書備忘録
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ユング心理学についての入門本。全く知らないという人にも優しく解説されている。個人的には少々のオカルトをも包括しているところがユング心理学の好きなところなので、そういう部分も隠さず書いてくれている本書はとてもよかった。2019/06/06