内容説明
強力なリーダーシップをとれる、経営者や各組織の長というボス。経営理念や哲学を織り込んだ、組織のための就業規則その他の掟。そして社員一人ひとりの心を癒し活力を与え、やる気を醸成してくれる精神の拠り所―これら三要素が間違いなく存在し、しっかりと確立されてはじめて、人はそのような組織に帰属欲求、集団欲求、社会的欲求を刺激され満たされるとともに、自ら帰属する組織のために意欲的に行動したくなってくる。本書は、この三要素を柱として、発展する組織とはいかにあるべきか、ボスはリーダーとしてどのように行動したらよいのか、組織の掟はどう位置づけて運用するのが是か、そして真の精神(心)の拠り所はどう構築し浸透をはかっていくべきか、について、主に人事労務上の必須用語を解説した。
目次
1 人材募集・採用時の手続きと注意
2 賃金・手当の支給に関する実務
3 労働時間や休日・休暇等の労務管理
4 雇用管理のための法定諸制度
5 安全・衛生・災害に関する法律と対処法
6 組織管理・人材管理の手法と取り組み例
7 社員教育・評価等に関する労務管理
8 退職・解雇にまつわる労務管理上の注意
著者等紹介
斎藤之幸[サイトウクニユキ]
1940年、栃木県生まれ。明治大学文学部歴史地理学科卒業。様々な業界にて、主に人事労務畑を歩いた後、1976年に人事労務・組織経営アドバイザー兼社会保険労務士として独立。現在、斎藤総合研究所会長、斎藤労務経営事務所会長、組織経営評論家
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