内容説明
国債は暴落するのか?財務省はどうして国民に国債を買わせようとするのか?なぜ「格下げ」がこの国の危機のように報道されるのか?「借金総額700兆円」の背後にある経済問題は。
目次
第1章 国債とは何かをまず理解しよう(国債とは何か;金融商品としての特徴は? ほか)
第2章 国債の仕組みと発行の流れ(利回りはどのように決まるのか;長期金利とは何か ほか)
第3章 金融市場と国債はどのようにリンクしているのか(国債が景気に与えるインパクト;経済の動きを左右する短期金利と長期金利 ほか)
第4章 国債が生活におよぼす影響(郵便貯金と国債はリンクしている;簡易保険と国債は一蓮托生 ほか)
第5章 日本の財政はこれからどうなるのか(なぜ「国債暴落」が叫ばれるのか;財政赤字は日本の破綻を招くのか ほか)
著者等紹介
高橋乗宣[タカハシジョウセン]
1940年広島県生まれ。1970年東京教育大学大学院博士課程修了。大学講師を経て、1973年株式会社三菱総合研究所に入社。主任研究員、研究理事を歴任の後、現在三菱総合研究所顧問、明海大学教授
川上清市[カワカミセイイチ]
1954年長野県生まれ。産業専門紙、経済誌記者を経て、1988年にフリーランスライターとして独立。雑誌・書籍などに執筆活躍中
奥村研[オクムラケン]
1963年兵庫県生まれ。証券専門紙、外資系通信社、出版社などを経て現在はフリー。株式、金融、商品先物市場など幅広く執筆
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。