内容説明
超一級の人材・組織変革コンサルタントが会社というものの正体を明らかにし、ビジネスマン個人に語りかける。企業社会での自分シナリオの描き方。
目次
第1章 棲みなれた会社に埋もれない
第2章 会社のシステムを疑ってみる
第3章 個人の強みを生かす
第4章 企業変革の前線に立つ
第5章 仕事は遊ぶが勝ち
第6章 自分シナリオを描く
著者等紹介
淡輪敬三[タンナワケイゾウ]
1952年、東京生まれ。東京大学工学部航空学科(宇宙工学専修)卒、東京大学工学系大学院修士課程修了。NKK勤務後、米国スタンフォード大学修士課程卒(MS)。その後、マッキンゼー・アンド・カンパニーに入社、戦略コンサルタントとしてビジョン策定や組織改革など数多くのプロジェクトを手がける。マッキンゼー大阪オフィスの立ち上げに参画後、プリンシパル(パートナー)就任。現在はワトソンワイアットの日本法人の代表取締役社長。ワトソンワイアットを代表するリーダーの一人として、日本に限らず、アジア各国での講演や欧米でのセミナーの主催など、世界を飛び回る活躍をしている
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感想・レビュー
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しのはら(か)
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少し古いが「従業員エンゲージメント(やりがい)」を考えるうえでの参考に。第一にチェックすべきは「ああなりたい」と目標にできる上司や先輩がいるか。身近な人(甥や姪)をいまの会社に入社させたいか」P23。「方向性を決める、人を見抜いて見つけ出せるようなメカニズムを埋め込んで、その人たちが成長する、開発されるということに尽きる」P48。「コンピテンシー(成果につながる思考特性、行動特性)は誰にでも開発されうる能力。磨けるもの。その違いは、磨く場所にめぐり会えたか、会えなかったの差でしかない」P134 ★★★★2015/06/10