内容説明
１９９７年９月１８日、ヤオハンジャパンは会社更生法を申請した。あれから約４年。その間、長い沈黙を守り続けた元ヤオハン会長の和田一夫は何を考えていたのか？倒産の経営責任をどう取ったのか？失敗の教訓とは何か？全くの無一物となりながら、７１歳で新ビジネスを起業した、和田一夫の「夢」とは一体何なのか！？経済人のみならず、人生を考える上でも必読の一冊。
目次
第１章 成功から倒産までの坂道
第２章 なぜ、社長交替できなかったのか―人事の失敗
第３章 なぜ、世界を目指したのか―中国進出戦略は失敗？
第４章 驕り―企業は絶頂期が最大の危機
第５章 再起への道のり
第６章 ヤオハン会社更生法認可と再起
第７章 これからの企業のあり方―失敗を教訓として
エピローグ 今再び、ヤオハン倒産の真相を問う
著者等紹介
和田一夫［ワダカズオ］
１９２９年、熱海の八百屋の長男として生まれる。年商１０００万の八百屋を、世界１６カ国グループ総売上、５０００億円までの国際流通企業ヤオハングループへと成長させた。「祈りの経営」は出店したすべての国の国民達を感動させ、経済界に、とりわけ流通業界に多大な影響を与えた。１９９７年９月１８日、ヤオハンジャパン倒産により責任をとり、すべてのヤオハングループの役職を辞任する。約半年の謹慎蟄居を経て、カンパニードクターとして、７０歳からの再起に挑戦する。現在、「アイ・エム・エーグループ」を設立し、２１世紀を担う若手起業家を育てている
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感想・レビュー
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つるつるかめかめ
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ナンバーワンになりたい、その気持ちを最優先させて足元を固めず拡大に走った、それが倒産の一因。銀行が金を貸してくれなかったのは当然といえば当然だったか。 中国にも見事に利用された感じが否めない。2023/02/05
