内容説明
財務データを読むにはどうするかというと、さまざまな経営指標を使うことになる。本書は、その経営指標がどういう意味を持って、どう使われるのかという技術論だけでなく、実際の例を取ってそれがどういうことを示して、その結果どう判断したらいいのかまで、アナリストの目で書いている。また、本書はたいへんよく使われる指標を中心に、知っておきたい指標は網羅している。さらに、もっと知りたい人のために、巻末に付表を設けていくつかの指標も取り上げている。
目次
プロローグ 「財務データ」とは何か
第1章 「財務データ」を読み解く基本
第2章 「収益力」を読む
第3章 「安全性」を読む
第4章 「効率性」を読む
第5章 「生産性」を読む
第6章 「成長力」を読む
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
葉
2
企業の力を客観的に見るには財務データが適しており、貸借対照表・損益計算書・利益処分計算書・附属明細表がある。会社の情報、事業概況など揃ってみることによって見えてくるものもあるのではないかと感じた。定率法という毎年一定の比率で減価していくものを知らなかった。収益を生むことは安全性を読むことにもつながり、手元流動比率も重要である。計算方法は意外と簡単なので形を覚える必要がある。2016/05/26
calaf
0
結構良い本なのですが、今から買うにはちょっと古過ぎ。連結もキャッシュフローもマイナーな時代のものなので。2009/10/31