出版社内容情報
近年、日本の中堅・中小企業は、国内の市場が停滞・縮小するなかで、市場が拡大しているASEANなどへの海外進出に積極的になっている。
とくにベトナム・タイは、政治の安定性、宗教や文化的な障壁の低さ、親日国であること、規制が緩やか、生活・ビジネス環境の良さなどの要因から、日本企業の進出意欲が高まっている。
本書では、ASEAN諸国のなかでもこの二国を取り上げ、進出する際に参考となる様々な事例、またマネジメントや戦略、財務・税務、ローカルルールや外資規制、法規制、人的資源管理などの失敗事例を具体的に紹介。
最終章の<資料編>には、ベトナム・タイだけでなく、ASEANのなかでも経済において中心的な存在感を示しているシンガポール、マレーシアの基本情報も掲載。海外進出を考え始めた企業担当者必読の一冊。
【目次】