出版社内容情報
近年、日本の中堅・中小企業は、国内の市場が停滞・縮小するなかで、市場が拡大しているASEANなどへの海外進出に積極的になっている。
とくにベトナム・タイは、政治の安定性、宗教や文化的な障壁の低さ、親日国であること、規制が緩やか、生活・ビジネス環境の良さなどの要因から、日本企業の進出意欲が高まっている。
本書では、ASEAN諸国のなかでもこの二国を取り上げ、進出する際に参考となる様々な事例、またマネジメントや戦略、財務・税務、ローカルルールや外資規制、法規制、人的資源管理などの失敗事例を具体的に紹介。
最終章の<資料編>には、ベトナム・タイだけでなく、ASEANのなかでも経済において中心的な存在感を示しているシンガポール、マレーシアの基本情報も掲載。海外進出を考え始めた企業担当者必読の一冊。
【目次】
第1部 海外進出にチャレンジする目的は何か?
Case01△新市場開拓/国内は需要減少が顕著、5年後の売上アップのためにハノイに進出した食品加工・販売事業
Case02△社員のロイヤリティ向上/若い従業員たちに夢を与えた資源リサイクル事業
Case03△販路拡大/物流システムの構築を優先、販路開拓に成功した食品加工メーカー
Case04△IT人材の確保 /人材不足をベトナム第三、第四の都市で解消した地盤調査会社の戦略 etc.
第2部 「ベトナム・タイ進出」失敗から教訓を得る
1/マネジメント・戦略にまつわる失敗
2/財務・税務にまつわる失敗事例
3/ローカルルールや法令遵守への対応ミスに起因する失敗事例
4/人的資源管理やヒトにまつわる失敗事例
<資料編>担当者必読!国別の知っておきたいポイント
1ベトナム 2タイ 3シンガポール 4マレーシア
内容説明
2000年代からASEAN諸国への進出を目指す中堅・中小企業を現地で支援してきたコンサルティング会社が知っている成功・失敗ポイント。
目次
第1部 海外進出にチャレンジする目的は何か?(新市場開拓 国内は需要が減少、5年後に海外売上比率を上げるためにハノイに進出した食品加工・販売事業;ブランド力アップ アンテナショップで海外進出 インバウンド・マーケティングに活用した和装雑貨小売業;社員のロイヤリティ向上 若い従業員たちに夢を与えた資源リサイクル事業 ほか)
第2部 「ベトナム・タイ進出」失敗から教訓を得る(マネジメント・戦略にまつわる失敗事例;財務・税務にまつわる失敗事例;ローカルルールや法令基準への対応ミスに起因する失敗事例 ほか)
〈資料編〉進出担当者必読!概要から外資規制、税務まで 国別の知っておきたいポイント(ベトナム;タイ;シンガポール ほか)



