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内容説明
父即中斎のもとに弟子として入塾して以来、著者ももう五十年近くになり、家元内でも何時しか古参のほうになる。近ごろは乞われてよく講演会に出かけたり、同門誌、茶道関係誌に原稿を書いたりしている。もう数年前になるが、『茶道雑誌』に「茶の湯行状記」と称して、自身の家元での生活のなかで体得したことを、いかに自分の暮らしで実践してきたかを語っていた。本書はそれをまとめたものである。
目次
茶の湯と季節(正月のお茶;節分から立春へ;追善の茶 利休忌;旅の茶具足 ほか)
茶の湯の心と形(茶の湯における伝承;血脈と道統;茶の湯の形;茶の暮らし ほか)