内容説明
評定や変容、そして効果測定が図示されるならば、それは、支援活動の便利な道具となる。ただし、その道具が有用であるためには、基礎および実践理論の裏付けを必要とする。本書では、体系立った支援法の基礎的及び実践の理論を提示した上で、その体系を背景に有する、評定、変容、そして効果測定の図を提示した。本書で示した支援法の道具としての図は、理論を背景に有するがゆえ、明確に定義された図であり、さらに実践理論に裏づけられているので、変容力を有する図である。それらは、クライアントへの支援に苦闘する実践家の活動を強化する力となるだろう。
目次
1 本書の概略と独創性
2 支援論における図示の前提条件と図を用いることの意義
3 支援の基礎理論
4 評定法
5 変容方法
6 支援図を用いた訴えの解決方法の実際
7 効果測定
著者等紹介
加茂陽[カモキヨシ]
県立広島大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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