内容説明
本書は、気持ち(感情)の共有がむずかしいという社会性発達のつまずきがあり、人との関わり方が困難なために、「性格が悪い」「しつけがなってない」など誤解や否定的な評価をうけやすく、適切な援助がなされにくい広汎性発達障害の子どもたちを支援するために作成された“イラスト・まんが教材”の解説書。特別なニーズをもつ子どもたちの自己理解を促し、対人関係の改善や自己管理の形成を願う保護者はもちろん、指導員・教員・学生にとって子どもたちの理解と支援に有効なツールの紹介・入門書である。
目次
1 “イラスト・まんが教材”の使用法とその実際(“イラスト・まんが”からわかる子ども像―子どものむずかしさを把握する;イラスト・まんがの使い方;支援活動の記録)
2 気持ちを理解することが苦手な子どもたち―その現状と支援の実際(児童精神医学からみた気持ちの理解のつまずき;イラスト・まんが課題の支援の実際)
著者等紹介
納富恵子[ノウトミケイコ]
福岡教育大学教授
今泉佳代子[イマイズミカヨコ]
オフィスぷらんぷらん代表。福岡県宇美町スクールソーシャルワーカー
黒木康代[クロキヤスヨ]
オフィスぷらんぷらん。福岡市適応指導教室はまかぜ学級心理士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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