マクロ・カウンセリング実践シリーズ
つなぎ育てるカウンセリング―多文化教育臨床の基礎

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  • サイズ A5判/ページ数 222p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784761008406
  • NDC分類 371.43
  • Cコード C3011

内容説明

マクロ・カウンセリングは、伝統的なカウンセリングのパラダイムに挑戦し、カウンセラーの多面的・包括的な役割に注目した新しいカウンセリング理論です。人間の発達可能性に主眼をあてて、コミュニティ・カウンセリングの幅広い活動をとりいれ、多文化カウンセリングの視点に立つものです。本書は、第1巻の「共感性」、第2巻の「コンフリクト」、第3巻の「コミュニティ」に引き続き、学校場面での発達援助に焦点をあて、マクロ・カウンセリングの観点から学校カウンセリングの進め方に迫ります。これからのスクール・カウンセリングを考えるための必読書。

目次

学校臨床におけるマクロ・カウンセリング―アドボカシーとMEASUREを中心に
つなぐカウンセリング(つなぐスクールカウンセリング)
多文化教育臨床(留学生へのカウンセリング活動;多文化間エンカウンターグループ―異文化間相互理解・交流促進プログラムの実践から;学生相談と医療の連携)
日米比較(アメリカにおけるスクールカウンセラー制度;アメリカにおけるスクールカウンセラーの成り立ちとMEASUREモデル―組織的変革とデータ使用の重要性を問う)

著者等紹介

井上孝代[イノウエタカヨ]
九州大学文学部哲学科卒業。九州大学大学院文学研究科博士課程単位満期退学(心理学専攻)。東京外国語大学留学生日本語センター教授を経て、1998年より明治学院大学心理学部教授。博士(教育心理学)。臨床心理士。公立学校スクールカウンセラー、社会福祉機関の心理カウンセラー・グループワーカー、家庭裁判所調停員、自治体の各種審議会委員、総務庁「第11回世界青年の船」指導官・カウンセラー等を経験。マクロ・カウンセリングを提唱。トランセンド研究会理事。専門領域はカウンセリング心理学、異文化間心理学、コミュニティ心理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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