内容説明
本書は、ソーシャルワーク実践モデルの発展を大きく4つの時期に分けて捉えている。第1部では、第1期と第2期の実践モデル、すなわちソーシャル・ケースワークの実践モデルを解説する。第1期としては、心理社会的アプローチ、機能派アプローチ、問題解決アプローチを、第2期としては、家族療法アプローチ、行動変容アプローチ、課題中心アプローチを取り上げる。第2部では、第3期と第4期の、生態学やシステム論にもとづく統合実践モデルと新しく登場した実践モデルを解説する。第3期としては、生態学的アプローチ、ジェネラリスト・アプローチ、ケースマネジメント/ケアマネジメント、ソーシャルサポート・ネットワークを、第4期としてはエンパワーメント・アプローチとナラティブ・アプローチを取り上げている。
目次
ソーシャルワークの実践モデル
第1部 ソーシャル・ケースワークの実践モデル(心理社会的アプローチ;機能的アプローチ;問題解決アプローチ;家族療法とソーシャルワーク;行動療法とソーシャルワーク;課題中心ソーシャルワーク)
第2部 統合実践モデルと新しい実践モデル(生態学的(エコロジカル)アプローチ
ジェネラリスト・アプローチ
ケアマネジメント
ソーシャルサポート・ネットワーク
エンパワーメント・アプローチ
構成主義・ナラティブ)
著者等紹介
久保紘章[クボヒロアキ]
1969年関西学院大学大学院社会学研究科修士課程修了。四国学院大学・東京都立大学・法政大学各教授を経て2004年没
副田あけみ[ソエダアケミ]
1979年東京大学大学院教育学研究科教育社会学博士課程単位修得退学。首都大学東京都市教養学部教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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