内容説明
産業カウンセラーは、時代の変化を正確に予測し、働く人の困難の原因を見出し、悩んでいる人たちの職場環境や履歴を考慮しつつ、今後何をして社会的に貢献したらよいか、そしてその目標を達成するにはどのように人生のスケジュールを立て、現在何をしなければならないかを働く人たちとともに考えていく必要がある。本書は、産業カウンセラーのみならず、人事・労務など広く働く人の問題に関心を持つ人のための参考書、手引書。
目次
第1部 産業カウンセリング(産業カウンセリングとは何か;産業カウンセリングの考え方;産業カウンセリングとキャリア開発)
第2部 産業カウンセラーの活動の現状(産業カウンセリングの実態;産業カウンセリングの現場対応)
第3部 産業カウンセリングの実際(産業カウンセラーの個人的事例;産業カウンセリングの考え方)
第4部 産業カウンセリングの課題と方向
著者等紹介
楡木満生[ニレギミツキ]
1938年栃木県生れ。東京教育大学、ミシガン州立大学大学院卒、医学博士。臨床心理士、上級産業カウンセラー、日本カウンセリング学会認定カウンセラー。自治医科大学専任講師、助教授、教授、お茶の水女子大学教授を経て現職。現在、立正大学心理学部学部長・教授。専門は、発達臨床心理学
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