内容説明
著者は、どのようにすれば私たちの体や好みが一人ひとり異なっていることを当たり前のこととして受け入れて、幸せに生きていけるかということを語っています。女性の過食症も拒食症もうつ病も、かつてなく激増している現代。本書はいかに女性が自分の容姿を受け入れることをはばみ、不幸を助長させているかを指摘しています。
目次
第1章 はじめに
第2章 空腹と食べることの関係
第3章 鏡のなかに見えるもの
第4章 ダイエットはなぜ効かないのか
第5章 効き目のない解決法
第6章 過食症のクライエント
第7章 過食症と食物嗜癖
第8章 拒食症のクライエント
第9章 拒食症―飽食のなかの飢餓
第10章 肥満のクライエント
第11章 肥満―アメリカの場合
第12章 快適に暮らす
第13章 子どもたちを助けよう
第14章 文化を変えていく
著者等紹介
杉村栄子[スギムラエイコ]
豊岡市に生まれる。現在E.C.C.外語学院講師、通訳・翻訳業。主要著訳書『現象学的心理療法』(共訳、ミネルヴァ書房)、『アダルトチルドレンの心理』(共訳、ミネルヴァ書房)
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