内容説明
本書は、子どもの表現はどのように育つか、育てるかにふれながら、造形・言語・音楽・身体表現などそれぞれの経緯について述べ、子どもから出発する保育や指導方法を考えるときの柱や基礎になることがらを扱っている。また保育実践と関連づけてこれまでの発達研究を整理し、さらに養成校での授業や演習の有り様を具体的に述べながら、新しい教育方法展開のヒントを示唆する。保育者や保育者をめざす学生のためのテキスト。
目次
第1章 「表現」の意味
第2章 求められる教育の変革―これまでの保育・教育、これからの保育・教育
第3章 指導方法を考える柱
第4章 表現の発達と保育・教育
第5章 授業・演習の試み―大学・養成校などで
第6章 求められる保育者の資質・技能
終章 残されたことがら