内容説明
心理学はなぜ統計を必要としているのか。本書は、心理学で最も多く使われている統計手法を選び、統計と心理学研究とのかかわりについて、コンピュータソフトの使用を前提に計算式を極力少なくし、手段としての心理統計を解説していく。実際に心理学の研究を行い、レポートを書く際に必要な統計結果の書き方については、各手法ごとにコラムとして説明する。統計モデルの役割と心理学研究法との関係をわかりやすく紹介する新しい心理統計の入門書。
目次
1章 心理学はなぜ統計を使うのか
2章 平均の比較
3章 相関と回帰そして分散分析
4章 頻度・度数の比較
5章 心理学の研究法
6章 因果論と多変量解析
7章 プロトタイプ論と多変量解析