「関係性」の人間学―良心的エゴイズムの心理

「関係性」の人間学―良心的エゴイズムの心理

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  • サイズ B6判/ページ数 221p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784761005238
  • NDC分類 361.4
  • Cコード C3011

内容説明

本書は、良心的エゴイズムのありようと、そこからの解放に関する「人間関係学」的論考である。本書を、臨床心理、看護や医学のみならず、カウンセリング、教育その他、人間に関わるすべての領域の人びとにおすすめする。

目次

1 ナルシシズムと良心的エゴイズム
2 他我認識のアポリア
3 日本文化とブーバーの思想―われ―それ―あれ
4 「自閉的世界」に生きる現代人
5 「わかる」ということ―わける(分析・構成)としての「わかる」とかわる(了解・超越)としての「わかる」
6 事実性としての他者―自己
7 対人関係と人間存在―「ある―ない」と「いる―いない」
8 こと(言)とこと(事)―言葉とからだ
9 人間関係学としての現象学
10 現象学の難しさ
11 他者が見えるということ
12 役割の人間関係学

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぼけみあん@ARIA6人娘さんが好き

5
こちらも久しぶりに再読。本書は編著なので、著者の類書よりは論旨が弱い感じも若干あるものの、最晩年の著書の一つとして、特に著者の担当部分における理論的考察が相当深められている。その分、難しい部分もあるのだけど、示唆に富む部分も相当ある。なお、本書は第3刷。改版せずに、この刷でかなり加筆が為されている。読むなら、出来ればこの刷で。2015/10/16

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