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内容説明
本書は、日ごろ、精神遅滞児の教育と実践に取り組んでいる研究者が協働して、精神遅滞児の教育理論と方法を客観的にわかりやすく整理し、体系化するために、18の学説を選び出し、それらを古典的生理学的教育、生活主義教育、教科主義教育、現代生理学的教育、行動主義教育の5つに類型化して、その変遷と教育実践の中から発達・生活・行動の原理と指導法を明らかにしたものである。
目次
第1章 精神遅滞児の教育理論と方法の変遷
第2章 古典的生理学的教育(イタールの試み;セガンの生理学的教育;モンテッソーリ教育法;古典的生理学的教育法の特色)
第3章 生活主義教育(ドクロリー教育法;デクードルの教育;イングラムの経験単元;日本の生活教育;生活主義教育の特色)
第4章 教科主義教育(水増し教育;ダンカンの教科カリキュラム;新教科教育;教科主義教育の特色)
第5章 現代生理学的教育(外因性精遅滞児の指導;ケファートの知覚―運動の指導;ゲットマンの知覚発達の指導;フロスティグの視知覚の指導;カークの精神言語発達の指導;エアーズの感覚統合の指導;現代生理学的教育の特色)
第6章 行動主義教育(行動主義心理学からのこころみ;ビジューの理論と方法;日本の行動教育;行動主義教育の特色)
第7章 望ましい指導法を求めて