内容説明
本書は、“自己の形成とその障害”という視点を中心に、青年の心理と行動を統一的に考察することをめざして、社会心理学、異常心理学、臨床心理学的立場からアプローチしたものです。青年期のさまざまな現象や問題、青年期の発達一般の問題、自己にまつわる人間性の問題などが、28にもおよぶトピックスを織込みながら、平易に興味深く述べられています。
目次
第1部 自己形成と社会(自己意識の形成;青年の自己と社会)
第2部 青年期における自己の発達とその障害(非社会性の障害とその治療;反社会性の障害とその指導)
第3部 自我同一性の障害とカウンセリング(自我同一性とその障害;青年とカウンセリング)