内容説明
音楽の大好きな少年が、オーケストラのチェロ奏者の叔父さんに演奏会へ連れていってもらうというお話し。行く途中、楽器屋さんに寄ったり、ホールの楽屋やロビーで、様々なことを体験したり、初めて聞く曲に感動したり…。生のオーケストラを間近に見て、初めてのシンフォニー・コンサートを体験します。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
16
『ぼくと楽器はくぶつかん』 https://bookmeter.com/books/273488 から。チェロ奏者のおじさんにコンサートに連れて行ってもらったぼく。途中で楽器やさんに寄ったり、楽屋にも寄らせてもらったりと、リアルなコンサートの舞台裏が見えました。2021/08/23
ふじ
16
リアリティのある小ネタ満載で、本場の絵本は違うな、と思ったら、著者はベルリンの作家で納得。やっぱり生のオーケストラが日常に根付いている国は違うなぁ。管楽器あるあるに頷き、弦楽器の描写は一部へー!となりました。(演奏中でも弦の張り替えができるなんてすごい!)それにしても、やっぱりプロになるには練習、練習、練習!2021/01/09
joyjoy
11
小学校図書館。チェリストのおじさんに連れられて、オーケストラのコンサートとその舞台裏を見せてもらったぼくの一日。細部まで丁寧に描きこまれた絵がとても楽しい。どの絵にも物語がある。ぼくの席からよく見えた打楽器奏者たち。絵からも様々な発見。何種類ものマレットが準備されていることに驚く。ティンパニにペダルがついているのも知らなかった。目の前で聞くその音の迫力を想像する。ぼくが憧れるのもよく分かる。生演奏を聴いてみたくなる。 「魔法のカクテル」にいたようなカラスがあちこちで愛嬌を振りまいており、つい探してしまう。2025/01/15
ごえもん
4
外国作品らしい絵のタッチがオーケストラとマッチ。演奏会の舞台裏を覗けて楽しい。2020/12/12
こどもふみちゃん
4
途中で興味が無くなって最後まで聞いてくれなかった(T_T)。6歳と8歳の息子に。オーケストラの裏舞台。2013/02/10