内容説明
にぎやか通りに作曲家のライオンがやってきて、街のみんなは、ピアノの音を楽しみにしていました。ところが聞こえてくるのはライオンのわめき声ばかり。雑音ばかりで苛々がつのるライオンは、挨拶に来た小鳥やいろんな物をのみこんでしまいます。音の大切さ、環境問題まで取り込んだ本書は、こどもたちに音楽の楽しさを教えます。
著者等紹介
伊藤充子[イトウミチコ]
東京生まれ。東京外国語大学卒。ニッサン童話と絵本のグランプリ優秀賞受賞
ふじしま青年[フジシマアオトシ]
長野県生まれ。武蔵野美術学園卒業。日本児童出版美術家連盟会員。絵本・教科書・カレンダー・雑誌等の挿絵を幅広く手がける
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感想・レビュー
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けんちゃん
20
図書館で。作曲家のライオンは、にぎやか通りのうるささに、仕事ができないと嘆きます。ライオンのとった行動の結果は自分に返ってきますが、そこでライオンは大切なことに気づきます。「どんなおとだって うたっているんです」タイトルをみて感じたイメージとはまったく違う、でも楽しいお話でした。そうか、カワイ出版刊、というところで気がつかなくちゃ!ですね(^^;;2013/05/02
サーちゃんの本棚
0
こどもたちはライオンさんはどんなゴミを出しているのかと興味津々でした。2014/06/16
ねええちゃんvol.2
0
★★★ おすすめ:3歳から2011/04/11