内容説明
ある朝、ぼくはクマくんの家に行く途中で、たまごのはいったことりの巣が落ちているのを見つけたんだ。なかのたまごたちは、みんなわれて、死んでしまっていたんだよ。それで、クマくんとこんな悲しいことが起こらないように、ことりのいえをつくることにしたんだ。うまくできるかな。あなたも、ことりのいえをつくってみませんか。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mntmt
20
細い線で描かれた絵が愛らしい絵本。クマくんが巣箱の設計図を書いて、組みたてます。原題:Good Wood Bear2016/10/17
遠い日
8
ビジョー・ル・トールの絵を求めて。この繊細な線だけの絵の味わいがたまらなく魅力的。お話はストーリー性のない、ただ小鳥のためにおうちを作るというだけのものだが、やさしい世界観だ。なぜなら巣ごと落ちて割れてしまったタマゴを見て、二度と同じことが起こらないようにという、悼みと愛情の下の行為だから。2015/08/24
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
7
今江祥智さんの『はじまり はじまりー絵本劇場へようこそ』で紹介されていた本。巣が落ちて、なかにあったことりの卵も割れてしまったをみて、クマくんが巣箱を作ってあげるあはなし。設計図を書いてことりの家をつくってあげます。2020/04/07
二条ママ
5
次女6歳年長。図書館本。くまさん、器用だわ!2023/02/18
deerglove
0
Good Wood Bear とても親切なクマの大工さん。いいですねえ。自分でもことりのいえがつくれるように、設計図まで!ついています。2016/11/25