出版社内容情報
自閉症スペクトラムをはじめとする「発達障害の理解のあり方」について、医療、心理、教育、当事者の視点など、幅広い視野で検討するDSMの第5版改訂などで注目を集めている、「自閉スペクトラム症(ASD)」をはじめとする「発達障害」をどう理解するかについて、医学、神経科学、臨床心理、発達心理、教育、障害学、そして当事者や保護者の視点などなど、幅広い視野から改めて検討を行う。発達障害の理解のあり方を多面的に再確認できる1冊。
第1章 発達障害の本質とは何か◆市川宏伸
第2章 障害のスペクトラム(連続体)という理解のあり方◆佐々木康栄 宇野洋太 内山登紀夫
第3章 最前線の生物学的精神医学研究から考える発達障害 ――ASD研究からの示唆◆千住 淳
第4章 発達障害理解のための心理アセスメント◆明翫光宜
第5章 自閉スペクトラム症を「身体障害」の視点からとらえる◆熊谷晋一郎
第6章 発達心理学の観点から発達障害を理解する◆長崎 勤
第7章 適切な支援をするために通常学級の現状を理解する◆阿部利彦
第8章 当事者・保護者の視点から考える「発達障害の理解」
「発達障害当事者」が 社会の多数派となる社会・その実践的事例◆山本純一郎
診断基準が抱える課題と当事者研究の役割◆綾屋紗月
子育てを通して学んだ,私の発達障害理解◆藤堂栄子
自閉スペクトラム症(ASD)は,わからない◆尾崎ミオ
第9章 子どもの「発達障害らしさ」を活かす◆木谷秀勝
市川 宏伸[イチカワヒロノブ]
著・文・その他/編集
柘植雅義[ツゲマサヨシ]
監修
目次
第1章 発達障害の本質とは何か
第2章 障害のスペクトラム(連続体)という理解のあり方
第3章 最前線の生物学的精神医学研究から考える発達障害―ASD研究からの示唆
第4章 発達障害理解のための心理アセスメント
第5章 自閉スペクトラム症を「身体障害」の視点からとらえる
第6章 発達心理学の観点から発達障害を理解する
第7章 適切な支援をするために通常学級の現状を理解する
第8章 当事者・保護者の視点から考える「発達障害の理解」
第9章 子どもの「発達障害らしさ」を活かす
著者等紹介
柘植雅義[ツゲマサヨシ]
筑波大学人間系障害科学域教授。愛知教育大学大学院修士課修了、筑波大学大学院修士課程修了、筑波大学より博士(教育学)。国立特殊教育総合研究所研究室長、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)客員研究員、文部科学省特別支援教育調査官、兵庫教育大学大学院教授、国立特別支援教育総合研究所上席総括研究員・教育情報部長・発達障害教育情報センター長を経て現職
市川宏伸[イチカワヒロノブ]
東京都立小児総合医療センター顧問。東京医科歯科大学臨床教授。日本発達障害ネットワーク理事長。日本自閉症スペクトラム学会会長。日本ADHD学会理事長。日本児童青年精神医学会監事。東京大学大学院薬学研究科修士課程修了、北海道大学医学部卒業、東京医科歯科大学神経精神科を経て、1982年より東京都立梅ケ丘病院に勤務。1998年より同病院副院長、2003年より同病院院長となり、現職。専門は、児童精神医学、発達障害(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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じゃがたろう
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