内容説明
自己という心理現象を絡めて。発達期待、アタッチメントなどの発達をとらえる枠組み、時間的展望、動機づけなどの発達の諸側面、乳幼児期から老年期に至る発達の諸相の3構造から最新の研究テーマをとりあげ、自己の発達と関連づける試み。生涯発達研究の個々のテーマを活性化。
目次
第1部 自己の発達をとらえる枠組み(発達期待と自己の社会化;アタッチメントからみた自己の発達;自己の発達をもたらす遺伝要因;自己物語から自己の発達をとらえる)
第2部 自己の発達の諸側面(性役割意識と自己の発達;時間的展望からみた自己の発達;キャリア意識と自己の発達;動機づけから自己をとらえる―学ぶということの意味を通して)
第3部 発達段階と自己の発達(乳幼児期における自己の発達;児童期における自己の発達;青年期における自己の発達;成人期における自己の発達;老年期における自己の発達)
著者等紹介
榎本博明[エノモトヒロアキ]
1983年東京都立大学人文科学研究科博士課程中退。博士(心理学)。川村短期大学講師、大阪大学大学院人間科学研究科助教授を経て、名城大学人間学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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