内容説明
子どもの発達にかかわる社会・文化的規定因を短期―長期的な歴史的時間軸や比較文化的視点をもって考察し、社会的環境と子どもの生活の変化の相互関係をさぐる。特に、日本の子どもの現状に切り込み、具体的な問題提起・提言を行なう。
目次
第1章 子どもの発達とその社会的・文化的・歴史的条件
第2章 米国における少年処遇の変遷
第3章 比較文化的視点から見た日本の子ども
第4章 保育と教育の思潮と日本の幼児
第5章 日本の子どもの学業到達の条件
第6章 日本の子どもの課題解決の構えと認知スタイル
第7章 日本における人間形成―日米比較研究より