内容説明
現在、そして未来の教育に期待するものは何か。これからの日本の学校教育には、全ての世界から学んでいく「人類才」と新たな「和魂」が必要となるだろう。明治5年の学制発布から150年の教育の変遷を振り返り、今、そして将来の教育への提言を行う。人間教育の道を求め続けた本シリーズ最終号。
目次
和魂十則―学制150年を踏まえ新たな「和魂」の育成を
令和の時代の教育課題―学制150年を踏まえた日本型学校教育のリニューアル
教育の近代化と日本人の感性
「未来人材ビジョン」の先にある人間教育
学習パラダイムに基づいてアクティブ・ラーニングから学習・ライフの個性化へ
アクティブ・ラーニングと説明文の授業創り―説明文の筆者と、読者の私
立ち止まってキャリア教育を考える―自分自身を拠り所としたキャリア形成を目指して
臨教審は何を考え、次世代への足場を創ったか―AI時代の人間教育への架橋を考える
自然教育の帰趣
これからのスポーツのあり方とは?―部活動のあり方を踏まえて
幼児教育の充実がもたらす未来への展望―これからの幼保小連携接続を見通して
これからの教育に求められるもの―「一人ひとりが特別支援」
学校の組織運営体制の整備を―令和の日本型学校教育における「チームとしての学校」理念の実現
教師が育ち、教師を育てるために
教員養成教育との関わりで
大学教育で自己統制の力を育てる―教育心理学から人間教育へ
真の国際性への道―私自身の35年間の海外経験から
品格ある日本人としての育ちを
著者等紹介
梶田叡一[カジタエイイチ]
学校法人聖ウルスラ学院理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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