出版社内容情報
教育実践に基づきながらも実証研究の知見を最大限に活用することをめざした画期的な書。教育実践に基づきながらも実証研究の知見を最大限に活用することをめざした画期的な書。実際の教室でよく見られる問題をとりあげ、その背景にある教育心理学的な原理と解決への方策を探る。
内容および訳者
はじめに
監訳者による本書の読み方案内
1章 生徒の動機づけ――教師の視点/中谷素之
2章 教室に学習コミュニティを築く/中谷素之・岡田 涼
3章 学習者としての自信を支える/吉岡敦子・中谷素之
4章 目標理論/吉岡敦子・中谷素之
5章 やる気をなくした生徒の自信と動機づけを回復させる/神原知愛・鹿毛雅治
6章 報酬を与える/神原知愛・鹿毛雅治
7章 内発的動機づけに関する自己決定理論――生徒の自律性、有能さ、および関係性への成果に応える/大河内祐子
8章 生徒の内発的動機づけを支援する/大河内祐子
9章 生徒の学習動機づけを刺激する/岡田 涼
10章 興味の湧かない,疎外された生徒を社会化する/西口利文
11章 生徒の動機づけパターンに合わせて指導する/西口利文
12章 動機づけ目標を教師の教授計画と実践に統合する/中谷素之
監訳者あとがき
人名索引
事項索引
ジェア・ブロフィ[ブロフィジェア]
著・文・その他/原著
中谷 素之[ナカヤ モトユキ]
監修/翻訳
内容説明
どうすれば生徒の学習意欲は高められるのか?教育実践に基づきながらも実証研究の知見を最大限に活用することをめざした画期的な書。実際の教室でよく見られる問題をとりあげ、その背景にある教育心理学的な原理と解決への方策を探る。
目次
1章 生徒の動機づけ―教師の視点
2章 教室に学習コミュニティを築く
3章 学習者としての自信を支える
4章 目標理論
5章 やる気をなくした生徒の自信と動機づけを回復させる
6章 報酬を与える
7章 内発的動機づけに関する自己決定理論―生徒の自律性、有能さ、および関係性への欲求に応える
8章 生徒の内発的動機づけを支援する
9章 生徒の学習動機づけを刺激する
10章 興味の湧かない、疎外された生徒を社会化する
11章 生徒の動機づけパターンに合わせて指導する
12章 動機づけ目標を教師の教授計画と実践に統合する
著者等紹介
ブロフィ,ジェア[ブロフィ,ジェア][Brophy,Jere]
元ミシガン州立大学教師教育・教育心理学部特別教授。1967年シカゴ大学より博士号取得。教師期待効果に関する体系的な研究で世界的に著名である。研究テーマは、教師‐生徒関係、学級経営、学習指導、カリキュラムや教科教育、そして学習動機づけなど学校教育と学習にかかわる教育心理学の多方面にわたり、各領域の研究において主導的役割を果たしてきた。それらの業績は、著書・論文の著者、共著者あるいは編者として、300点以上にのぼる。1983年、教育研究への先駆的貢献に対して、アメリカ教育学会からパーマー・O・ジョンソン記念賞を、また、2007年には、教育心理学研究の理論および実践への卓越した業績による貢献に対して、アメリカ心理学会(第15部門教育心理学部会)から、ソーンダイク賞を授与されている
中谷素之[ナカヤモトユキ]
1967年静岡県に生まれる。名古屋大学大学院教育学研究科博士後期課程中退。名古屋大学教育学研究科助手、三重大学教育学部准教授、大阪大学大学院人間科学研究科准教授を経て、名古屋大学大学院教育発達科学研究科准教授・博士(心理学)。専門は教育心理学・動機づけ研究(学習動機づけ、社会的動機づけ)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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