保育・教育に生かすOrigamiの認知心理学

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保育・教育に生かすOrigamiの認知心理学

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  • サイズ A5判/ページ数 111p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784760832699
  • NDC分類 376.11
  • Cコード C3011

出版社内容情報

世界中で楽しまれているOrigamiを探究。私たちの認知能力やしくみを明らかにし、子どもの思考の発達の促進に生かす。世界中で楽しまれているOrigamiを探究。私たちの認知能力やしくみを明らかにし、子どもの思考の発達の促進に生かす。

目次

まえがき なぜ、ORIGAMI なのか? 丸山真名美

1章 「Origami」の心理学的分析 丸山真名美
 1節 「Origami」を「折る」という行為の心理学的分析
 2節 平面的変形と立体的変形の特徴
 3節 私たちは、どのようにOrigami を折っているのか?:幼児・児童・成人の事例
 (1)幼児の事例
 (2)児童の事例
 (3)成人の事例
 4節 折り図を読み取るということ:変形鶴課題より
 (1)「折り図」から変形のイメージを形成することに関係する要因
 (2)「折り図」を見て作品を折ることに関係する要因
 5節 「Origami」を変形させるということ:変形奴さん課題より
 (1) 折り紙経験豊富な成人の事例
 (2)「変形奴さん課題」に関わる要因の検討
 (3)「変形奴さん課題」:変形奴さんの「折り図」の作成
 6節 「Origami」を折ることに関する能力

2章 Origami の基礎的能力の発達?空間認知能力の観点から 杉村伸一郎
 1節 Origami と幼児教育
 (1)Origami の教育的価値
 (2)幼児期におけるOrigami の実態
 2節 Origami の基礎となる空間認知能力の発達
 (1)認知発達に関するピアジェの理論
 (2)イメージの発達に関するピアジェの研究
 (3)イメージの発達に関するピアジェ以降の研究
 3節 空間認知能力の発達を促す要因
 (1)ピアジェ理論からの示唆
 (2)Origami 能力の発達と教育

3章Origami の教育における活用 梶田正巳・丸山真名美
 1節教育における活用の可能性とそのヒント 梶田正巳
 (1)“Origami USA Convention”at New York に参加して?印象記
 (2)Origami の教育におけるヒント
 (3)Origami の教育における可能性
 (4)Origami で何を育てるか?教育目標
 2節 Origami に関わる能力と「学習」 丸山真名美
 3節 Origami の教育における活用 梶田正巳・丸山真名美
 (1)Origami の「教材」としての特性
 (2)Origami のカリキュラム
 (3)折り紙の「常識」から離れてみる

4章Origami 研究の意義 竹内謙彰
 1節 Origami 研究がもたらした新しい知見
 2節 Origami と子どもの発達

5章 Origamist のドキュメンタリー 丸山真名美・山中和人
 1節 1枚の折り紙を折る折り紙 丸山真名美
 (1)子どもの頃の折り紙経験
 (2)その後の折り紙経験?折り紙研究を始めるまで
 (3)折り紙研究の開始
 (4)折り紙研究を行うことによる視点の変化
 (5)現在
 2節ユニット折り紙 山中和人
 (1)『ユニット折り紙』との出合い
 (2)『ユニット折り紙』って
 (3)『ユニット折り紙』を通じて
 (4)“思いやり、やさしさ”を
 (5)『バス通り裏』から

あとがき 丸山真名美

丸山真名美[マルヤママナミ]
著・文・その他/編集

梶田正巳[カジタマサミ]
著・文・その他

杉村伸一郎[スギムラシンイチロウ]
著・文・その他

竹内謙彰[タケウチヨシアキ]
著・文・その他

山中和人[ヤマナカカズヒト]
著・文・その他

目次

まえがき なぜ、ORIGAMIなのか?
1章 「Origami」の心理学的分析
2章 Origamiの基礎的能力の発達―空間認知能力の観点から
3章 Origamiの教育における活用
4章 Origami研究の意義
5章 Origamistのドキュメンタリー

著者等紹介

丸山真名美[マルヤママナミ]
至学館大学健康科学部准教授。1974年生まれ。名古屋大学大学院教育発達科学研究科博士課程(後期)満期退学。博士(心理学)。三重中京大学短期大学部講師、三重中京大学現代法経学部講師、同准教授を経て現職。専門分野・研究領域は認知心理学、発達心理学

梶田正巳[カジタマサミ]
名古屋大学名誉教授。1941年生まれ。名古屋大学大学院教育学研究科博士課程満期退学。教育学博士。大阪市立大学文学部助手、同講師、名古屋大学教育学部助教授、同教授、中部大学人文学部教授、椙山女学園大学教育学部教授、ハーバード大学エンチン研究所招致研究員、スタンフォード大学客員教授を歴任。専門分野・研究領域は教育心理学

杉村伸一郎[スギムラシンイチロウ]
広島大学大学院教育学研究科教授。1962年生まれ。1990年、名古屋大学大学院教育学研究科博士課程満期退学。名古屋大学教育学部助手、神戸女子大学文学部助教授、広島大学大学院教育学研究科助教授を経て、2009年より現職。博士(教育心理学)。専門分野は発達心理学で、幼児期の空間認知や数の理解、リスクを伴う外遊びが幼児の発達に及ぼす影響などを研究している

竹内謙彰[タケウチヨシアキ]
立命館大学産業社会学部教授。1959年生まれ。京都大学大学院教育学研究科博士後期課程修了退学。京都大学博士(教育学)。1988年より愛知教育大学に助手として赴任、助教授を経て教授、2007年に立命館大学に移り、現在に至る。専門分野は発達心理学、研究領域は認知発達、その中でも空間認知は焦点の一つ

山中和人[ヤマナカカズヒト]
「折り紙」愛好家。1954年生まれ。慶應義塾大学工学部数理工学科卒業。東京都公立中学校、東京学芸大学附属中学校等に勤務。研究領域は、数学および数学教育(「折り紙の持つ数理・数学、教育性」、「マス・メディアからの情報を活かした学習」ほか)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。