母と娘の心理臨床―家族の世代間伝達を超えて

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母と娘の心理臨床―家族の世代間伝達を超えて

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  • サイズ A5判/ページ数 176p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784760832682
  • NDC分類 367.3
  • Cコード C3011

出版社内容情報

心理臨床で出会うことの多い母・娘間の葛藤の問題を、「親の期待」と「世代間伝達」という新たな視点からとらえ、解決の糸口を探る。心理臨床で出会うことの多い母・娘間の葛藤の問題を、「親の期待」と「世代間伝達」という新たな視点からとらえ、解決の糸口を探る。

第1章 母と娘の関係性
 1 母娘関係の断面
 2 母娘関係を捉える視座
 3 世代を超えてつながる母娘

第2章 母娘関係と父親の役割
 1 家族における父親の存在
 2 父親役割に関する調査研究から
 3 母娘密着と父親の役割
 4 母娘関係における父親の機能

第3章 母親に取り込まれる娘 ―愛着の世代間伝達
 1 Aさんの愛着関係
 2 Aさんの家族構成と主訴
 3 Aさんとの面接経過
 4 愛着障害とその世代間伝達

第4章 期待のあり方から見た母娘関係 ―Bさんの事例
 1 母娘関係と親の期待
 2 Bさんの家族構成と主訴
 3 Bさんとの面接過程
 4 母娘関係における「期待」と「あきらめ」

第5章 母娘関係の世代間伝達
 1 母娘のパラレル・パターン
 2 Cさんの家族構成と主訴
 3 Cさんとの面接過程
 4 母娘関係における連鎖とその変容
 5 家族における世代間伝達
 6 家族風土とパラレルパターン

第6章 母娘関係を上手に生きるために
 1 娘の視点から
 2 母親の視点から
 3 父親の視点から
 4 母と娘の心の重ね合わせ
 5 母娘関係の発達論
 6 「逃げ場所」と「相対化」としての第三者の存在
 7 共に育つ母娘関係:因果論を超えて

内田利広[ウチダトシヒロ]
著・文・その他

内容説明

一番わかってほしい間柄なのに、なぜ通じ合えないのか。心理臨床で出会うことの多い母・娘間の葛藤の問題を、「親の期待」と「世代間伝達」という新たな視点からとらえ、解決の糸口を探る。

目次

第1章 母と娘の関係性
第2章 母娘関係と父親の役割
第3章 母親に取り込まれる娘
第4章 期待のあり方から見た母娘関係
第5章 母娘関係の世代間伝達
第6章 母娘関係を上手に生きるために

著者等紹介

内田利広[ウチダトシヒロ]
1993年、九州大学大学院教育学研究科博士後期課程単位取得満期退学。博士(心理学)、臨床心理士。現在、京都教育大学教育学科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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まなまな

2
母娘関係の事例を中心に扱い、その中で見られる世代間伝達や父親の存在について述べられている。母と娘の間の分かり合えなさや互いの期待は少なからず存在し、それが下手すれば何かしらの障壁となり、次世代へ影響することもあり得る。母親による内省が世代間伝達を緩和すると書かれており、私もそれが必要だと感じた。自らによる振り返りでも、客観的な目を通してでも、自らの生育歴や原家族を振り返ることでさらなる自己理解に繋がると思う。2022/11/05

びん

0
子と父親との関係についても触れられていたのが興味深かった。ただ、その点についてはまだ研究を進める必要がありそう。2019/04/29

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