出版社内容情報
人格障害のなかで、最も特徴的かつ治療が困難とされるBPD(境界性人格障害)の概念、アセスメント、さまざまな治療法を対話例をあげ、わかりやすく解説した好著。
目次
1 境界性人格障害の概観(BPDの出現率;BPDの回復の可能性)
2 境界性人格障害の診断(BPDの診断基準;BPDの典型的な特徴;アセスメントにはどのような方法が用いられるか;BPDは他の障害とどのように区別されるか)
3 境界性人格障害の治療(BPDの治療上の一般的な問題点は何か;BPDの環境因;BPDの原因となる生物学的要因)
著者等紹介
中村伸一[ナカムラシンイチ]
順天堂大学医学部卒業。医学博士。現在、中村心理療法研究室室長。日本家族研究・家族療法学会評議委員。米国家族療法アカデミー正会員。包括システムによる日本ロールシャッハ学会理事。日本心理臨床学会理事など
信國恵子[ノブクニケイコ]
国際基督教大学大学院教育学研究科修了、教育学修士。現在、ファミリー・カウンセリングSFT室長。臨床心理士。日本心理臨床学会、日本家族研究・家族療法学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。



