出版社内容情報
「動機」や「動機づけ」とは何かをわかりやすく示し、動機づけ研究の主要な学説とその展開を体系的に説明する。さらにはそれらの理論を学校・家庭・社会(職場など)でどのように活用できるかを解説する。日常生活のなかで、個人が学習や仕事にあたるうえでモチベーションをどのようにしたら保てるのか、仲間との活動に積極的にかかわれるようになるにはどのような心の持ちようが求められるのか、などのヒントが満載。
目次より
まえがき
第Ⅰ部 いま,動機づけ研究はどこまでわかっているのか
――動機づけ研究の基礎知識と理論
■Part 1 動機づけについて学ぼう
■Part 2 学習や仕事の達成レベルに関する理論
――達成の視点から動機づけを研究する
■Part 3 自己決定理論と自ら学ぶ意欲についての理論
――自律の視点から動機づけを研究する
■Part 4 自己調整学習の理論と学びのエンゲージメント理論
――学び方の視点から動機づけを研究する
■Part 5 向社会的動機づけ理論
――他者とのかかわりの視点から動機づけを研究する
■Part 6 無気力についての理論
――心身の健康の視点から動機づけを研究する
第Ⅱ部 動機づけ研究はどのように役立てられるか
――動機づけ理論の応用
■Part 7 学校で動機づけ研究を活かす
■Part 8 職場・家庭・ボランティアで動機づけ研究を活かす
■Part 9 子どもの発達に動機づけ研究を活かす
■Part 10 心身の健康に動機づけ研究を活かす
あとがき
内容説明
「やり抜く力」を解明する。どのような動機から学習や仕事に取り組んだときに、思いきり力を発揮してよい成果が収められるのか。途中であきらめずに継続するためのエネルギーとは。
目次
第1部 いま、動機づけ研究はどこまでわかっているのか―動機づけ研究の基礎知識と理論(動機づけについて学ぼう;学習や仕事の達成レベルに関する理論―達成の視点から動機づけを研究する;自己決定理論と自ら学ぶ意欲についての理論―自律の視点から動機づけを研究する;自己調整学習の理論と学びのエンゲージメント理論―学び方の視点から動機づけを研究する;向社会的動機づけ理論―他者とのかかわりの視点から動機づけを研究する;無気力についての理論―心身の健康の視点から動機づけを研究する)
第2部 動機づけ研究はどのように役立てられるか―動機づけ理論の応用(学校で動機づけ研究を活かす;職場・家庭・ボランティアで動機づけ研究を活かす;子どもの発達に動機づけ研究を活かす;心身の健康に動機づけ研究を活かす)
著者等紹介
櫻井茂男[サクライシゲオ]
1956年長野県生まれ。筑波大学大学院心理学研究科(博士課程)心理学専攻修了。奈良教育大学助教授、筑波大学心理学系助教授、同人間系教授などを経て、現在、筑波大学名誉教授。教育学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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