内容説明
親や教師は、気がついてほしい。他の子どもと比べて「すごい子ども」を育てようとするよりも、「ありのままの子ども」を豊かにするかかわりの積み重ねこそが、生涯子どもを支える糧を心に築くのです。
目次
第1章 自尊感情の低い子どもたち(ありのままの自分;一九世紀末に定義された概念 ほか)
第2章 子どもに寄り添うということ(向き合うことはきっかけづくり、寄り添うことは深める関わり;向き合う関係と並ぶ関係 ほか)
第3章 本や映画を素材に考えていく(愛は技術である―エーリッヒ・フロム『愛するということ』から;愛は友情でもある―サン=テグジュペリ『人間の大地』から ほか)
第4章 気づかなかったことを気づかせてくれる21のQ&A(共有体験について;共有体験の難しさについて ほか)