内容説明
カウンセリングの歴史と現在の課題を踏まえて、カウンセリングの諸理論から最新の技法まで、基本的な知識を実践に生かすという観点から解説。カウンセリングの開始から終結までの段階に即して実践場面で役立つ体験からの知見を開示。さらにカウンセリングを学ぶために不可欠なスーパービジョン、事例検討・事例研究についても紹介する。
目次
1 カウンセリングとは何か(現在社会とカウンセリング;カウンセリングの定義、歴史、社会的背景)
2 カウンセリングの構造と機能(カウンセリングの構造;カウンセリングのはじめから終わりまで ほか)
3 洞察と気づきへの手がかりを求めて(無意識過程への視線;関係性と気づきへの視線 ほか)
4 働きかけの手がかりを求めて(身体への定位と注意集中;行動論的アプローチ ほか)
5 カウンセリングを学ぶ(専門家として学ぶということ)
著者等紹介
福島脩美[フクシマオサミ]
博士(心理学)。埼玉県出身。東京学芸大学卒業。国家公務員上級職(心理)として同大学職員(学生相談カウンセラー)・文部省内地研修(九州大学)を経て、大学院(東京教育大学大学院性格社会心理学専攻)に進学。1968年から東京学芸大学教育学部教員。1982年から同教授、1991年スタンフォード大学・カリフォルニア州立大学客員研究員を経て、2000年から目白大学人間学部教授。東京学芸大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。