内容説明
SAT(Structured Association Technique:構造化連想法)は、30年以上にわたり開発研究されてきた、日本の中で結実した世界に誇りうる独自の学と技術の体系です。受けられた方の希望する生活習慣の変容や自己成長が、常識を超えた速さで、かつ効果的に促されることがさまざまな研究から明らかになっています。
目次
第1章 SAT法とは
第2章 目標化支援カウンセリング
第3章 行動変容支援カウンセリング
第4章 SATソーシャルスキル・トレーニング
第5章 SATセミナーの教育効果研究
第6章 SAT法の現場での活用事例
第7章 SAT法の学会公認資格取得と仕事
著者等紹介
宗像恒次[ムナカタツネツグ]
1948年、大阪府豊中市生まれ。筑波大学大学院教授、人間総合科学研究科ヘルスカウンセリング学分野長。保健学博士、社会学修士。スポーツ健康システムマネジメント専攻(修士課程)、ヒューマン・ケア科学専攻(博士課程)。日本看護協会調査研究部、国立精神衛生研究所主任研究官、国立精神・神経センター精神保健研究所研究室長、カリフォルニア大学神経精神医学研究所客員研究員、ハーバード大学医学部客員研究員、世界保健機関(WHO)エイズ世界計画研究顧問および薬物依存部顧問、国際社会学会(ISA)執行理事を歴任し、現在、日本精神保健社会学会会長、ヘルスカウンセリング学会会長。これまで看護労働対策、僻地医療対策、精神医療福祉対策、危機対策(湾岸戦争、エイズ危機、ペルー人質、阪神・淡路大震災)、エイズ対策、ストレス対策に取り組んだ。またSAT法を開発し、ソーシャルスキル訓練、ストレスマネジメント訓練、1億総自己カウンセラー運動を展開してきた。現在、人格成長プログラム開発、がんなど身体疾患の心理治療法、精神疾患の心理治療法の開発、ウェブによる病気の心理予防システム開発、企業のメンタルヘルス対策プログラム開発を行っている
小森まり子[コモリマリコ]
1956年、栃木県生まれ。筑波大学大学院修士課程修了。現在、ヘルスカウンセリングセンターインターナショナル所長。ヘルスカウンセリング学会副理事長。専門分野は栄養学・健康教育学分野
鈴木浄美[スズキキヨミ]
1959年、群馬県生まれ。群馬大学医療技術短期大学部看護学科卒業。筑波大学大学院修士課程修了。現在、群馬ヘルスカウンセリングルーム代表。専門分野は産業保健分野
橋本佐由理[ハシモトサユリ]
1964年、静岡県生まれ。日本女子大学大学院博士課程後期修了、博士(学術)。筑波大学大学院人間総合科学研究科准教授。専門分野はヘルスカウンセリング学、健康行動科学
鈴木克則[スズキカツノリ]
1960年、茨城県水海道市生まれ。東京薬科大学薬学部卒業。現在、鈴木克則事務所所長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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