内容説明
大人になるとはどういうことなのか。性についての正しい知識を求める10代の子どもたちへ、子どもの疑問に適切に答えたいと願う親・教師・心理臨床に携わる人たちへ。
目次
第1部 自分のからだについて学ぼう(「大人になる」とは;情報に流されない ほか)
第2部 自分らしく生きること(大切なこと;人は何のために生きているの? ほか)
第3部 「自分の性」とのつきあい方を考える(男女学;避妊と人工妊娠中絶 ほか)
第4部 思春期の悩み相談室(性器についての不安;月経についての不安 ほか)
第5部 思春期のこころの健康障害(性について;性障害について ほか)
著者等紹介
岩瀬佳代子[イワセカヨコ]
京都教育大学教育実践総合センター心理教育相談室研究員、京都府・京都市スクールカウンセラー、臨床心理士。京都市生まれ。中学校、高等学校の教員を経て現職に。非行少年の教育支援、軽度発達障害の子をもつ親の支援を主な活動とする。最近の研究テーマは、怒りとうまくつき合うための学習
中村道彦[ナカムラミチヒコ]
京都教育大学教授・保健管理センター所長、医学博士、精神保健指定医、産業医、学会認定精神科専門医。1947年広島市生まれ。1973年京都府立医科大学卒業、1977年カナダ・トロント大学留学、1979年滋賀医科大学精神科神経科講師、1986年東京都精神医学総合研究所副参事研究員、1989年京都府立医科大学精神医学教室助教授、1997年京都府立精神保健福祉総合センター所長を経て、2001年より京都教育大学教授。2003年より同保健管理センター所長。京都府で青少年の社会的自立支援等にもかかわっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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