内容説明
ありのままの自分を知り、悩みにふりまわされず、自分を素直に表現し、無理なく前向きに生きる術。自分づくりの基本テキスト。
目次
第1章 自分とは何者だろう―自分さがしのメカニズム
第2章 ありのままの自分に出会うには―自分とつき合うための第一歩
第3章 自分の特徴を知る―人との違いを受け入れるために
第4章 自分を伝えることの意味―コミュニケーションのしくみと効果
第5章 自分の自己表現のしかたを確かめる―3つのタイプの自己表現
第6章 自己表現に必要な4つのスキル―苦手な自己表現を改善するために
第7章 自己表現を磨く日頃の心がけ―アサーション・トレーニングのポイント
第8章 自分とつき合うことのおもしろさ―自己表現の上手な人は、自分とのつき合い方もうまい
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Shoji
56
アサーションとは自分も相手も大切にする自己表現方法とのことです。 相手との相互理解を図るためのコミュニケーション方法だと理解しました。 アサーションのベースとなる考えは、自己の理解、相手の尊重との考えです。 要所要所をノートに写し取りながら、査読のレベルで読んだ。 が、分かったような分からないような。 やっぱり、私は理系の脳ミソなのかなぁ、、、、2016/10/08
mug
21
●アサーション=適切な自己表現。→お互いを大切にし、お互いを尊重する精神が大切。 ★子育て本によく出てくる“Iメッセージ”。自分の気持ちや考えが明確になる、という利点もあることを知った。これから意識していこう。2020/01/04
morinokazedayori
18
★★★自分も相手も大事にする表現方法をアサーションという。アサーションの方法とアサーションの意義について書かれている。自分と全く同じ考えの人はおらず、人と自分は違って当然。その違いを受けいれ尊重しあうこと、相手にあわせすぎたり支配しようとしたりせず、ありのままの自分を理解して表現しあうことで、自己理解他者理解が深まる。表現も、相手の話を聴くことも重要。日々、心にとめよう。2020/01/15
スノーシェルター
16
わかりやすく書いてあったけれど、小難しく感じる部分もあり。「大声を出している人がうるさいのではなく、うるさいと感じている自分はどうしたら良いのか」のような考え方が出来たり、自分が感じていることを正しく表現出来るようになりたい。とてもタメになった。2013/11/17
新政(あらまさ)
10
国内における第一人者である著者による、アサーションの基礎を説いた本。人間関係に悩める人や思春期の青少年にぜひ読んでほしい一冊です。2016/07/17