出版社内容情報
心理職は不安定で稼げない? 心理支援の仕事をつくってきた先達たちの事例から、新たな働き方を模索し、臨床心理学の未来を考える。第1部では、保健医療、福祉、教育、司法・犯罪、産業・労働、開業臨床の領域で心理支援の仕事をつくってきた先達たちの事例から、新たな働き方を模索する。第2部では、臨床、研究、養成カリキュラム、資金調達の観点から臨床心理学の未来を考える。心理職として働いている方、心理職を目指す方、心理職養成に携わる方におすすめの一冊。
目次より
はじめに…末木新
第1部 各領域で仕事をつくる
発達支援の未来と仕事をつくる
――応用行動分析に基づく早期支援と社会実装の取り組み…熊仁美
未来の児童虐待対応の仕事をつくる
――スタートアップの挑戦…髙岡昂太
自殺予防における新たな仕事づくりの道筋
――ソーシャルワーク・心理支援・テクノロジーの融合…伊藤次郎
不安定さを逆手に、持続可能な働き方を模索する
――パラレルワークの可能性…鰐渕遊太
ギャンブル依存症当事者・家族の支援の仕組みをつくる…田中紀子
働く人と組織を支援するEAPの仕事をつくる…松本桂樹
地方で心理のなりわいをつくってしのぐ
――認知行動療法を活用して…西川公平
地方都市で心理学の新しい仕事をつくる…岩野卓
開業臨床家が担うミクロ?マクロの役割…浜内彩乃
第2部 臨床心理学と心理職の未来
対談 臨床心理学/心理臨床学の未来をつくる
――学問の発展と社会実装について語り合う…東畑開人・末木新
こころの仕事をつくることと、研究…伊藤正哉
こころを守る仕事をつくるために欠かせない「オカネ」の話…市川衛
これからの公認心理師に求められる「課題発見力」と「課題解決力」…髙坂康雅
あとがき…末木新
目次
第1部 各領域で仕事をつくる(発達支援の未来と仕事をつくる―応用行動分析に基づく早期支援と社会実装の取り組み;未来の児童虐待対応の仕事をつくる―スタートアップの挑戦;自殺予防における新たな仕事づくりの道筋―ソーシャルワーク・心理支援・テクノロジーの融合;不安定さを逆手に、持続可能な働き方を模索する―パラレルワークの可能性;ギャンブル依存症当事者・家族の支援の仕組みをつくる;働く人と組織を支援するEAPの仕事をつくる ほか)
第2部 臨床心理学と心理職の未来(対談 臨床心理学/心理臨床学の未来をつくる―学問の発展と社会実装について語り合う;こころの仕事をつくることと、研究;こころを守る仕事をつくるために欠かせない「オカネ」の話;これからの公認心理師に求められる「課題発見力」と「課題解決力」)
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