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出版社内容情報
「社会の要請に導く」従来の家族支援ではなく、「家族が紡いできた子育ての流儀を尊重した」新たな家族支援のあり方を再検討する。
目次より
第1章
ASD のある子どもの「家族の流儀」とは何か?
第2章
家族支援における「家族の流儀」をめぐって
[1]ASD のある子どもの家族支援のこれまで
[2]「療育」とは何を支援することなのか
[3]「わが子らしさ」から形成される「家族の流儀」
[4]ASDのある子どもを育てる母親の迷い
[5]大人になったASDのある人
第3章
【座談会】
ASD のある子を育てる家族への支援を再考する
―大石家の「家族の流儀」
第4章
「家族の流儀」の臨床観
ー支援者は家族といかに向き合うのか
内容説明
「家族の流儀」とは―子育てに影響を与えている、それぞれの家族の文化・倫理・ルール・マナーや価値観のこと。発達障害のある子どもを育てる家族に対して「社会の要請に導く」従来の家族支援ではなく、「家族が紡いできた子育ての流儀を尊重した」新たな支援のあり方を再検討する。
目次
第1章 ASDのある子どもの「家族の流儀」とは何か?(ASDのある子どもを育てる「家族の流儀」の芽生え;修士論文と発達心理学会)
第2章 家族支援における「家族の流儀」をめぐって(ASDのある子どもの家族支援のこれまで;「療育」とは何を支援することなのか―療育における「家族の流儀」の意味;「わが子らしさ」から形成される「家族の流儀」―ASDのある子どもを育てる親のwell‐beingの観点から;ASDのある子どもを育てる母親の迷い―子どもと暮らす日々が「家族の流儀」をつくる;大人になったASDのある人―親離れ・子離れ・自立)
第3章 座談会 ASDのある子を育てる家族への支援を再考する―大石家の「家族の流儀」
第4章 「家族の流儀」の臨床観―支援者は家族といかに向き合うのか(「家族の流儀」に触発されて見えてきた地平;ASDのある子どもを育てる「家族の流儀」のこれから)
著者等紹介
勝浦眞仁[カツウラマヒト]
同志社女子大学現代社会学部現代こども学科准教授。公認心理師。特別支援教育士。京都大学大学院人間・環境学研究科後期博士課程単位認定退学。2014年に博士(人間・環境学)を取得。旭川大学短期大学部幼児教育学科、桜花学園大学保育学部保育学科を経て、現職。専門は、特別支援教育・保育。特に発達障碍のある子どもを巡る現象学的研究を行っている
市川奈緒子[イチカワナオコ]
渋谷区子ども発達相談センターチーフアドバイザー。公認心理師。臨床発達心理士。東京大学大学院教育学研究科博士課程を満期中途退学後、障害児の小規模通所の非常勤心理士、社会福祉法人からしだね うめだ・あけぼの学園心理士、白梅学園大学子ども学部教授などを経て、現職。専門は、障害児心理学、特別支援教育等
青山新吾[アオヤマシンゴ]
ノートルダム清心女子大学人間生活学部児童学科准教授。同大学インクルーシブ教育研究センター長。臨床心理士。臨床発達心理士。岡山県内小学校教諭として勤務後、岡山県教育庁指導課、特別支援教育課指導主事を経て現職。専門はインクルーシブ教育、特別支援教育(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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