心を測る―現代の心理測定における諸問題

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心を測る―現代の心理測定における諸問題

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  • サイズ A5判/ページ数 226p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784760824441
  • NDC分類 140.7
  • Cコード C3011

出版社内容情報

心理測定は「心」を測れているのか?
現代の心理測定の理論的・科学哲学的基盤が詳細に論じられ、心理測定における妥当性の革新的な考え方が提唱されている。
心理学に留まらず、教育学、看護学、医学、統計学、計算科学など幅広い領域で「心」の測定を扱う研究者にとって必携の書である。

目次より

心の測り方
巻頭言
Measuring the mind: Conceptual issues in contemporary psychometrics
の日本語版への序文

1 序論
1.1 測定される心
1.2 測定モデル
1.3 科学哲学

2 真の得点
2.1 はじめに
2.2 真の得点に関する3つの観点
2.2.1 形式的立場
2.2.2 経験的立場
2.2.3 存在論的立場
2.3 考察

3 潜在変数
3.1 はじめに
3.2 潜在変数に関する3つの視点
3.2.1 形式的立場
3.2.2 経験的立場
3.2.3 存在論的立場
3.3 心理学への示唆
3.4 考察

4 尺度
4.1 はじめに
4.2 測定尺度の3つの観点
4.2.1 形式的立場
4.2.2 経験論的立場
4.2.3 存在論的立場
4.3 考察

5 測定モデル同士の関係
5.1 導入
5.2 結びつきの水準
5.2.1 統語論
5.2.2 意味論と存在論
5.3 考察
5.3.1 理論的地位
5.3.2 確率の解釈
5.3.3 妥当性および測定の関係
5.3.4 理論的帰結

6.1 はじめに
6 妥当性という概念
6.2 存在論vs認識論
6.3 指示対象vs意味
6.4 因果関係vs相関関係
6.5 妥当性をどこに求めるか
6.6 考察

索引

内容説明

心理測定は「心」を測れているのか?現代の心理測定の理論的・科学哲学的基盤が詳細に論じられ、心理測定における妥当性の革新的な考え方が提唱されている。心理学に留まらず、教育学、看護学、医学、統計学、計算科学など幅広い領域で「心」の測定を扱う研究者にとって必携の書である。

目次

1章 序論
2章 真の得点
3章 潜在変数
4章 尺度
5章 測定モデル同士の関係
6章 妥当性という概念

著者等紹介

ボースブーム,デニー[ボースブーム,デニー] [Borsboom,Denny]
2003年にアムステルダム大学にて心理学の博士号を取得。アムステルダム大学心理学部心理学的方法グループ教授、同大学社会・行動データ科学センター所長。心理測定概念の概念分析、新しい心理測定技術の開発、明晰な心理学理論の形成を中心に研究をしている。プリンストン高等研究所や、POLDERシミュレーション・センターの準会員でもある。妥当性に関する研究が評価され、教育試験サービス(ETS)、国際言語テスト学会(ILTA)が共同で授与しているサミュエルJ.メシック賞を2014年に受賞している

仲嶺真[ナカミネシン]
東京未来大学モチベーション行動科学部特任講師、博士(心理学)。1989年、沖縄県生まれ。大阪大学人間科学部卒業。筑波大学大学院人間総合科学研究科心理学専攻博士後期課程修了。高知大学教育研究部人文社会科学系人文社会科学部門講師を経て現職。専門は心理学論、恋愛論。荒川出版会という任意団体を設立し、「心理学を考えること、心理学を通じて考えること」を実践している

下司忠大[シモツカサタダヒロ]
立正大学心理学部専任講師、博士(文学)。1991年、埼玉県生まれ。学習院大学文学部心理学科卒業。早稲田大学大学院文学研究科人文科学専攻心理学コース修了。日本学術振興会特別研究員(DC2)、早稲田大学文学学術院助手、早稲田大学文学学術院助教を経て現職。専門はパーソナリティ心理学

三枝高大[ミエダタカヒロ]
福島県立医科大学保健科学部診療放射線科学科助教、博士(文学)。早稲田大学大学院文学研究科人文科学専攻心理学コース修了。日本学術振興会特別研究員(DC2)を経て現職。専門はパーソナリティ心理学

須藤竜之介[スドウリュウノスケ]
九州大学持続可能な社会のための決断科学センター学術研究員、博士(システム生命科学、九州大学)。1989年、東京都生まれ。明治学院大学心理学部卒業。明治学院大学大学院心理学研究科博士前期課程修了。九州大学大学院システム生命科学府一貫制博士課程修了。専門は社会心理学

武藤拓之[ムトウヒロユキ]
京都大学人と社会の未来研究院特定助教、博士(人間科学、大阪大学)。愛知学院大学心身科学部卒業。大阪大学大学院人間科学研究科博士前期課程修了。同研究科博士後期課程修了。日本学術振興会特別研究員(PD)、京都大学こころの未来研究センター特別助教などを経て現職。専門は知覚心理学、認知心理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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