学級教育相談入門 (新訂版)

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学級教育相談入門 (新訂版)

  • 有村 久春【著】
  • 価格 ¥2,750(本体¥2,500)
  • 金子書房(2014/05発売)
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  • サイズ A5判/ページ数 214p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784760823895
  • NDC分類 371.43
  • Cコード C3037

出版社内容情報

教職課程のテキストとして好評のロングセラーに大幅に加筆し、現在の学校教育の動向に対応した。教育相談は、子どもの生き方によりそいながら、そのあり様に向き合う営みである。本書は、とくに学級担任の指導援助を中心に、入門的な内容で構成している。教職課程のテキストとして好評のロングセラーに大幅に加筆し、現在の学校教育の動向に対応した。

新訂版の刊行にあたって
はじめに

1章 21世紀を生きる子ども――その自己育成の視点――
1 子どもの存在と「生きる力」 
2 子どもの自己育成の視点 
 (1)「学び方」を学ぶ 
 (2)「選ぶ力」を学ぶ 
 (3)「読・書・算の力」を身につける 
 (4)「ルール・モラル」を身につける 
3 教育相談・カウンセリングの考え方
 (1)教育相談の考え方 
 (2)教育相談と生徒指導 
4 カウンセリングの発想で子どもにかかわる
5 子どもの思考に学ぶ――カウンセリン感覚のある授業

2章 子どもとかかわる8つの基本原理――カウンセリングの発想から――
1 教師としての自己を語る
 (1)「先生のことを知りたい」 
 (2)「自己開示」(self-disclosure)する
 (3)「先生はどう思っているの?」 
2 子どもの〈こころ〉をよく聴く
 (1)「あのね,先生ー」 
 (2)腰をかがめて聴く 
 (3)「秘密ごころ」を聴く 
3 子どもの感情を明確化する
 (1)言語化が苦手な子どもたち 
 (2)繰り返しながら聴く34
4 あいさつを習慣化する
 (1)あいさつで子どもがわかる 
 (2)エンカウンター(encounter)の体験 
5 スピーディーに応対する
 (1)すぐやりたい気持ち 
 (2)「SSS・D」の感覚 
6 子どものメッセージに応じる
 (1)タイミングを見逃さない 
 (2)子どもの課題解決能力を信頼する 
 (3)子どもの内発的な動機を促す 
7 子どもの努力・成長に学ぶ
8 事実に即して叱る・ほめる
 (1)叱られること 
 (2)意味のある叱り方 
 (3)じょうずなほめ方 

3章 子どもの人間関係づくり――豊かな学級生活のために――
1 学級の「まとまり」をつくる
 (1)学級の集団がまとまること 
 (2)計画的な学級集団の経営を進める 
 (3)学年の発達段階に応じた工夫をする 
2 〈かかわる力〉をはぐくむ
 (1)子どもの欲求を受け止める
 (2)マイナスの「思い込み」を解消する
 (3)学級の団結力を高める
3 コミュニケーション能力を育成する
 (1)基本的なコミュニケーション能力を身につける 
 (2)グループ・エンカウンターを活用する 
 (3)異年齢による集団活動を推進する 
4 指導観・授業観の転換
 (1)その基本的な考え方 
 (2)子どもの主体的な活動を創る……特別活動の充実から 

4章 教育相談の計画と活動の実際
1 計画の作成
 (1)学級担任による教育相談の計画の必要性 
 (2)計画立案の実際例 
 (3)計画を日々の教育相談活動に生かす 
2 教育相談活動の実際例
 (1)家庭訪問の工夫……不登校傾向の場合 
 (2)子どもの進路に関する相談 
 (3)保護者会で子どもの反抗心を考える……小学校5年生の例 
 (4)同僚の教師に反感をもつ子への対応 
 (5)指導報告書の作成(担任としての報告例) 
 (6)スクールカウンセラーとの連携・協力 

5章 学級担任が向き合う危機的な問題
1 「学級崩壊」を克服する
 (1)いわゆる「学級崩壊」の意味
 (2)事例に学ぶ
 (3)「学級崩壊」の要因を考える
 (4)状況分析を的確に行う
 (5)事態改善の方向を考える
 (6)日々の予防的対応を重視する
2 「いじめ」を克服する
 (1)「いじめ」とは――その認識の重要性
 (2)いじめの基本認識
 (3)いじめの発生状況
 (4)「いじめ」の事例
 (5)教師一人一人に、どのような指導が求められているか
 (6)「いじめ集団」をつくらない指導を工夫しているか
 (7)深刻な事態にどのように対応するか
 (8)学校全体の日々の指導態勢は十分に機能しているか
3 不登校の問題を考える
 (1)不登校の実態
 (2)不登校のきっかけ(要因)
 (3)カウンセリングの考えを生かした対応
 (4) 子どものサインに気づく――予防的対応
4 保護者との対応力を磨く
 (1)関係づくりの基本
 (2)専門性を生かした教育信条を伝える
 (3)「危機」に向き合う
 (4)保護者の「不安」を理解する
5 あってはならない〈体罰〉
 (1)事例――「携帯電話所持に怒り、殴る・蹴る」
 (2)事例からの学び
 (3)予防・防止のポイント

6章 問題行動の考え方と対応の実際 
1 その考え方と対応の基本
 (1)早期発見の必要性 
 (2)組織的な対応――その考え方と計画づくり 
 (3)近年の問題行動への考え方 
2 対応の実際例
 (1)事例1 教室で盗みが発生(小学4年)
 (2)事例2 授業中に落ちつかない子(小学2年)
 (3)事例3 すぐにカッとなる子(小学6年)
 (4)事例4 怠学傾向の生徒(中学2年)
 (5)事例5 お金欲しさから売春に走った生徒(中学3年)
 (6)事例6 教師を殴り怪我をさせた生徒(中学2年)
 (7)事例7  継続する集団いじめ(中学2年・3年)

主な参考文献
索引

有村 久春[アリムラ ヒサハル]
著・文・その他

目次

1章 21世紀を生きる子ども―その自己育成の視点
2章 子どもとかかわる8つの基本原理―カウンセリングの発想から
3章 子どもの人間関係づくり―豊かな学級生活のために
4章 教育相談の計画と活動の実際
5章 学級担任が向き合う危機的な問題
6章 問題行動の考え方と対応の実際

著者等紹介

有村久春[アリムラヒサハル]
東京聖栄大学教授。専門:教育学、生徒指導研究、特別活動研究、学校カウンセリング研究。昭和23年・鹿児島県生まれ。東京都公立学校教員、東京都教育委員会指導主事・主任指導主事(指導室長)。東京都公立学校長。平成10年から昭和女子大学(講師・助教授・教授)、平成19年から岐阜大学大学院教授、平成22年から帝京科学大学教授、平成26年4月に現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。