出版社内容情報
高機能広汎性発達障害の当事者である著者の視点から見える、特別支援教育の課題と展望。
内容説明
教育論であると共に少数派の視点から語られた優れた日本文化論。上野一彦、内山登紀夫、倉本智明、3氏との対談収録。
目次
第1章 「こうもり」の生い立ち―私のたどった発達迷宮
第2章 発達迷宮にようこそ―スロー・ランナーへの道(支援のまなざし;当事者のまなざし;進化論のまなざし;スロー・ランナー)
第3章 可逆的なもののもとへ―医療・療育、教育支援のアプローチ(問題提起;許容範囲と可逆性を高める支援)
第4章 環境改善からの出発―特別支援教育で実現できること(学校全体に対する改善案;個別の問題に対する取り組み)
著者等紹介
高森明[コウモリアキラ]
1975年4月1日生まれ。幼い頃から脳性まひ・MBD(微細脳機能障害)・LDなど様々な障害の可能性を指摘されていたが、二十六歳の時にアスペルガー症候群との確定診断が出る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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