内容説明
本書は、特定の人間、すなわち就学前幼児の行動について試みた量的・直接的な調査について述べている。また、比較行動学の原理も方法も、これまでは軽視されてきた子どもの行動面への有用で躍起とならせるような新しいアプローチを提供できること、特にナースリースクールで生ずる社会的相互作用を通してそれが明らかにされることを示す。
目次
第1章 序論:史的概観
第2章 序論:研究問題
第3章 方法
第4章 行動の要素
第5章 ナースリースクール園児の集団の社会的組織
第6章 ナースリースクールにおけるグループ構成
第7章 グループへの参加と社会性の発達
第8章 密度と社会的行動
第9章 行動の周期性
第10章 概観
著者等紹介
森重敏[モリシゲトシ]
東京都立大学名誉教授
藤田主一[フジタシュイチ]
城西大学女子短期大学部教授
金村美千子[カネムラミチコ]
秋草学園短期大学助教授
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