内容説明
人間の精神の深淵と広がりを研ぎすまされた言葉で美しく、強く、描き、円熟した詩的境地が時代を拓く原子朗の新詩集。
目次
序の歎語
人間の歎語
春は名のみの歎語
火の歎語―ちぢみねじれる時代の詩風に反逆するクマソ・スナオのTango
闇の歎語
コスモスの歎語―黒姫にて
橋のうらの歎語
死の影の歎語―ことばの鳥たちへ
アラビア海の歎語
舌覚の歎語〔ほか〕
著者等紹介
原子朗[ハラシロウ]
長崎生(1924)。詩集・研究書多数出版。近刊に『良月墨戯』(限定版、舷燈社)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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