出版社内容情報
「正史」や「正典」に刻まれない、小さな声を拾い集めて――
バンクーバー、ソウル、チューリッヒ、アムステルダム、パリ。台湾で生まれ、日本で生きる芥川賞作家が、五つの都市をクィアに旅した2024年の記録。
“台湾で生まれ、日本で生活し、日本語と中国語を主要言語とし、アジアからほとんど出たことがない私は、欧米発祥の「クィア」という言葉とそれにまつわる諸文脈から切り離され、長い間、断絶を余儀なくされてきた。しかしバックラッシュは文化や言語、国家の境界線をものともせず、世界規模の波となって襲ってきた。である以上、私も自身の文脈を、クィアの歴史という文脈にもう一度接続し直さない限り、バックラッシュの正体を見極めることができない。これから記すのは、いわば「文脈を?ぎ直す」ための旅だ。”(プロローグより)
【目次】
プロローグ 文脈を?ぎ直すために
バンクーバー編
1 雨のバンクーバー
2 終わりのない抵抗
3 クィア・ラウンジと女性センター
4 初春のキャンパス
5 気さくでドジでチャーミングな通訳者
6 日本でクィアを書くということ(講演録)
7 緩やかな紐帯
8 パンセクのドラゴン
9 デイビー・ビレッジ
10 私には妻がいるよ
11 恋に破れてパイロット
12 君は変革を望むと言ったね
13 生き延びる芸術
14 壺中の天地
15 クィア的ディアスポラ
ソウル編
1 ソウル、夜の再会
2 人生の給油
3 三銃士
4 歴史の土
5 芳?洞の夜
6 飛び石状の時間
7 アクアフィールド
8 勝手に祈らないで
9 二般の世界
10 神の裁きを押しのけて
11 弘大の陽キャたち
12 韓服ガールズ
13 今夕また何の夕べぞ
チューリッヒ編
1 木漏れ日の移ろうチューリッヒ
2 リマト川沿いのテラス席にて
3 ダニエラ一家
4 夏の夜のライブ
5 ブランチ・ストライキ
6 紫の女たち
7 束の間の解放区
8 解放されたら危ないぞ
9 Binary Is Not for Humans
10 シャフハウゼンそぞろ歩き
11 ダニエラ宅の夕食会
アムステルダム編
1 自由の街・アムステルダム
2 アムステルダムの住宅事情
3 私たちの悲嘆可能性
4 プライドの葛藤
5 過去、現在、未来
6 犠牲者の象徴
7 飾り窓地区と売春博物館
8 旅は道連れ、夜は……
9 クィアたちの夕食会
10 ロッテルダムの再会
11 ラベンダーの闘い
12 過去、現在、未来……?
パリ編
1 愛と死の街・パリ
2 パリLGBTセンター
3 凱旋門とシャンゼリゼ通り
4 エッフェル塔のありふれた夜
5 夜中のハプニング
6 La MutinerieとThe LABO
7 クィア的パリ散歩
8 若者は極右をクソ食らえと思ってる
9 パレード後夜祭
10 モンマルトル詣で
11 高架下のクィア・パーティー
12 六月の終わりに
13 人生(クィア)の旅(たたかい)は続く
エピローグ 虹はいまだ旅の途上
内容説明
「正史」や「正典」に刻まれない、小さな声を拾い集めて―。バンクーバー、ソウル、チューリッヒ、アムステルダム、パリ。台湾で生まれ、日本で生きる芥川賞作家が、五つの都市をクィアに旅した2024年の記録。
目次
プロローグ 文脈を繋ぎ直すために
バンクーバー編(雨のバンクーバー;終わりない抵抗;クィア・ラウンジと女性センター;初春のキャンパス;気さくでドジでチャーミングな通訳者;日本でクィアを書くということ(講演録)
緩やかな紐帯
パンセクのドラゴン
デイビー・ビレッジ
私には妻がいるよ
恋に破れてパイロット
君は変革を望むと言ったね
生き延びる芸術
壺中の天地
クィア的ディアスポラ)
ソウル編(ソウル、夜の再会;人生の給油;三銃士;歴史の土;芳荑洞の夜;飛び石状の時間;アクアフィールド;勝手に祈らないで;二般の世界;神の裁きを押しのけて;弘大の陽キャたち;韓服ガールズ;今夕また何の夕べぞ)
チューリッヒ編(木漏れ日の移ろうチューリッヒ;リマト川沿いのテラス席にて;ダニエラ一家;夏の夜のライブ;ブランチ・ストライキ;紫の女たち;束の間の解放区;解放されたら危ないぞ;Binary Is Not for Humans;シャフハウゼンそぞろ歩き;ダニエラ宅の夕食会)
アムステルダム編(自由の街・アムステルダム;アムステルダムの住宅事情;私たちの悲嘆可能性;プライドの葛藤;過去、現在、未来;犠牲者の象徴;飾り窓地区と売春博物館;旅は道連れ、夜は……;クィアたちの夕食会;ロッテルダムの再会;ラベンダーの闘い;過去、現在、未来……?)
パリ編(愛と死の街・パリ;パリLGBTセンター;凱旋門とシャンゼリゼ通り;エッフェル塔のありふれた夜;夜中のハプニング;La MutinerieとThe LABO;クィア的パリ散歩;若者は極右をクソ食らえと思ってる;パレード後夜祭;モンマルトル詣で;高架下のクィア・パーティー;六月の終わりに;人生(クィア)の旅(たたかい)は続く)
エピローグ 虹はいまだ旅の途上
著者等紹介
李琴峰[リコトミ]
1989年、台湾生まれ。作家・日中翻訳者。2013年来日、17年『独り舞』で第60回群像新人文学賞優秀作を受賞し、デビュー。『五つ数えれば三日月が』で第161回芥川賞・第41回野間文芸新人賞候補、『ポラリスが降り注ぐ夜』で第71回芸術選奨新人賞受賞、『彼岸花が咲く島』で第34回三島由紀夫賞候補・第165回芥川賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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starbro
ネギっ子gen
お抹茶
bigdad
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