悲しい話は今はおしまい

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  • サイズ 46判/ページ数 216p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784760156566
  • NDC分類 367.9
  • Cコード C0095

出版社内容情報

今だけは「明るい話」をしよう。
絶望しないで話し続けるために。

抵抗の中にあるユーモア、クィアたちの踊りとおしゃべり、立場や属性からはみ出ること。傷も喜びも責任も抱えながら社会と向き合った、実践のエッセイ集。

【内容】
この傷だらけの時代に、希望をどう語れるだろうか? 悲しみから目を背けるのではなく、喜びを抑圧するでもなく、その関係をもっと複雑にしていくことはできないだろうか。星々の結び方を変えて、新しい星座を作るみたいに。

“これは私が喜びに罪悪感を抱くのではなく、社会と向き合う原動力に変換することを学んだ話である。そして、その近くにいたたくさんの人たちの話でもある。友人たちの前向きさや気楽さ、喜びも政治的実践も諦めない姿は、私にとって星の光だった。”
(「はじめに――緊張しながら笑う」より)

友達のクィアパーティ、ゲイアーティストとの対話、タイムラインを埋め尽くす犬の動画、パレスチナ解放デモ、プロテストのTシャツ作り、植物の世話、韓国語の勉強……。悲しい星座と明るい星座をぐるぐるしながら、暗い日々を生き延びる19編。


【目次】

はじめに--緊張しながら笑う

1 悲しい星座(の外側へ)
 踊る方法
 アルミバルーンのハート
 犬の夢

2 明るい星座(の内側へ)
 無数の夜
 発光
 そこなのか
 窓
 ピンクをピンクで塗り替える
 みんなで早口

 ひとりになること

3 再び、外側へ
 スワロフスキー、ラジオ、天使
 植物の世話
 交差する
 時間をかき混ぜるように
 勉強
 体の歪み
 長時間露光

おわりに--しぶとく続ける

内容説明

抵抗の中のユーモア、クィアたちの踊りとおしゃべり、立場や属性からはみ出ること。傷も喜びも責任も抱えながら社会と向き合った、実践のエッセイ集。

目次

1 悲しい星座(の外側へ)(踊る方法;アルミバルーンのハート;犬の夢)
2 明るい星座(の内側へ)(無数の夜;発光;そこなのか;窓;ピンクをピンクで塗り替える;みんなで早口;ひとりになること)
3 再び、外側へ(スワロフスキー、ラジオ、天使;植物の世話;交差する;時間をかき混ぜるように;勉強;体の歪み;長時間露光)

著者等紹介

小沼理[オヌマオサム]
1992年、富山県生まれ。文筆家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

柚木あんづ🍉

18
今が不安と孤独で押しつぶされそうな時代というだけでなく、悲しみと喜びをぐるぐる回すことで思わぬ小さなひかりに繋がると信じたい。「一夜にしてすべては変わらない。でも、徐々に変化は起きている。それは、非力さを認めることで掴み直した希望だった。行動する人は無力ではない。でも、無限の力があるわけじゃない。だから、無数の人と進んでいく。違いを直視しながら、おたがいに背中を預けながら」装画とタイトルに鷲掴みにされて予備知識なしに手にした本だけど、スキップしてるみたいな文章がとてもとても良かった。最後はちょっと泣いた。2026/05/20

どら猫さとっち

14
悲しい星座から明るい星座へ。悲しい現実に心冷やさないために、生きるための明るい気持ちを持つために。性的マイノリティの著者が描く、外側へ生きるための記録。決して自己啓発的なものではない、等身大の自分で綴ったエッセイ。明るい場所に行こうとして傷つき、もがくこともある。それでも明るい心で生きて行こう。明るい星座は、きっと見つけられる。ささやかな希望のかけらを見つける一冊。2026/06/04

Kooheysan

8
生きているとそれなりに悲しいと感じることがあります。世の中のことと自分との距離をどううまく取っていくか、あるいは関係づけしていくか。前作『共感と距離感の練習』に引き続き、そのあたりの葛藤というか機微というものが表現されていると思いました。月並みすぎるぐらい月並みですが、周りの友人を大切にしよう、なんて思わせてくれる作品です。2026/06/20

ののまる

7
怒りつつ行動しつつ、悩みなきつつ楽しい話をさがす。2026/05/07

へし子

3
私がクィアかもしれないことで、まだ悩んでて もちろんリアルでは一切開示できない クィアを取り巻く現状についてきちんと知らないのに クィアだとしてもいいのか?(変な物言いかもだけど)って正直にいうと思った それは私のアンテナが低く世間を知らないことがわかったということ そしてクィアだと認める口実が欲しいということ この世にはこんなにも世界について真摯に向き合ってる人がいて、勇気をもらった  それだけじゃなく、内省的になれる素晴らしい本でした2026/05/24

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