シティガール未満

個数:
電子版価格
¥1,650
  • 電子版あり

シティガール未満

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年02月11日 03時41分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 192p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784760154937
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

「思い描いた大人」になれなかった全てのひとへ。

●本書の内容
早くこんなところを抜け出して、
誰も私を知らない場所に行きたい。
そう思って18歳で上京した。
魔法みたいに東京がすべてを解決してくれる気がしていた。

高層ビルも人混みもいつしか日常風景となり、
待ち合わせ場所が東京の固有名詞というだけで光って見えた日々も過ぎ去った。
思い描いていたよりは輝けていない自分が、ここにいる。
東京には東京の残酷さがあって、
けれど、東京には東京の優しさがあることも知った。

平成の終わりから令和、そしてコロナ禍の東京。
その様々な街で、起こったこと、考えたこと、思い出したことが、
都心の路線図のごとく複雑に絡み合っていく。
これはそんな私の個人的な記録だが、
きっと見知らぬあなたの記憶とも、どこかで交差するだろう。

「言葉にしてくれて、発信してくれて、ありがとう」
「泣いちゃうけど、何度も聴きたくなる歌みたい」
「上滑ったイメージでなく、地に足のついた東京」

刊行前から共感の声続々、
「絶対に終電を逃さない女」待望のデビューエッセイ!

●「シティガール未満」とは?
“東京で暮らしていて、ファッションやカルチャーが好きだけど、GINZAやPOPEYEに載っているようなキラキラした人にはなれていない。オシャレだねと言ってもらえることはあっても、スナップに載ったことはないし、オシャレなお店に入るのも苦手だし、部屋も散らかっているし、お金もない。かといって無理に雑誌やインフルエンサーの真似事をするのはダサいし、他の誰かになりたいわけでもない。そんな漠然としたコンプレックスと曖昧なニュアンスを込めてこのタイトルを付けた。”(本文より)

内容説明

早くこんなところを抜け出して、誰も私を知らない場所に行きたい。そう思って十八歳で上京した。魔法みたいに東京がすべてを解決してくれる気がしていた。刊行前から共感の声続々、待望のデビューエッセイ。

目次

渋谷西村フルーツパーラー
新宿の相席居酒屋とディスクユニオン
池袋 ロサ会館のゲームセンター
早稲田のオリーブ少女
奥渋のサイゼリヤ
沼袋の純喫茶ザオー
歌舞伎町のサブカルキャバ嬢
東中野 誕生日の珈琲館
道玄坂 やまがたと麗郷
渋谷PARCOとオルガン坂〔ほか〕

著者等紹介

絶対に終電を逃さない女[ゼッタイニシュウデンオノガサナイオンナ]
1995年生まれ。早稲田大学文学部卒業。大学時代よりライターとして活動し、現在はエッセイを中心にWebメディア、雑誌、映画パンフレットなどに寄稿している。本作『シティガール未満』が初の単著となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みりん

5
上京するとき、みんなどんな気持ちを抱えてるんだろう。なかなかそんなこと誰かと話し合ったことなかったから、沁み入るものがあった。著者は自身をシティガールになりきれてないと認識してたようだけど、序盤からばっちりシティガールだと思ったけどな。おしゃれ雑誌「GINZA」のアクセントが「GI」ではなく「ZA」にあるのは知らなかった。私も都内をあちこち練り歩くことに決めた。2024/10/11

4
東京羨ましい2023/10/14

yoshi

3
「たとえ消去法の人生でも、自分の人生を愛したい」そんなシティガール未満のお話。この本は等身大だ、著者の想いをストレートに語っている。「人と違う生き方は確かにしんどい。だがそれ以上に、人と同じ生き方の方がしんどいこともある。私は私でしかないし、できることをやるしかない。」そんな彼女。好きな服を纏って、人の大切にしているものを理解し、尊重する姿勢。他人の生き方を決して嗤わない。そんな生き方を改めてしようと想わせてくれた一冊。2023/08/28

manabukimoto

3
著者の「絶対に終電を逃さない女」さんを、TBSラジオで知った。ラジオでは姫乃たまさんを相方に、独特のテンポと聴き心地の良い落ち着いた声で、東京で生きることの陰と陽を語ってくれた。 彼女のデビューエッセイ。ラジオのグルーブ感そのままに読めた。 「誰も知らない場所に行きたい、魔法みたいに東京がすべてを解決してくれる」と思って上京しても「思い描いていたよりは輝けていない自分」を見つめる、東京随筆。 サイゼリアでの居心地を「おしゃれな人が普段隠している自意識を垣間見た時の安心感」と書く。 更なる著作が楽しみ。2023/05/31

dra_dra

3
自意識過剰な人間の記録。 普通の道を選べる人と大学生でライターになれる人間。 通行人に暴言を吐かれたという予防線。 装うことへの意識、靴を買う場面、太宰治の葉の引用がよかった。2023/02/04

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/20554594
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。