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内容説明
戦後まもなく、子供たちの夢と希望を乗せて、渋谷駅の上に架けられたロープウェイ「ひばり号」。ほとんど記録のないこの失われた乗り物の数奇な運命に迫る、異色ノンフィクション!「ひばり号」はなぜ生まれ、なぜ消滅したのか?明治から令和に至る、渋谷駅周辺の開発史とは?アミューズメント機器のパイオニア・遠藤嘉一とは?屋上遊園地と百貨店の栄枯盛衰とは?貴重な写真と証言で綴る追憶のニッポン裏面史!
目次
第1章 「ひばり号」とは何か
第2章 「ひばり号」のルーツ
第3章 昔むかし、渋谷駅で
第4章 「ひばり号」への道
第5章 「ひばり号」の終焉
第6章 屋上遊園地の興亡
著者等紹介
夫馬信一[フマシンイチ]
1959年、東京生まれ。83年、中央大学卒業。航空貨物の輸出業、物流関連の業界紙記者、コピーライターなどを経て、現在は書籍の編集・著述業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たかしくん。
12
渋谷東急にロープウェイ!戦後わずか2年でも、夢のある話でしたね。そうそう、半世紀前は、百貨店の屋上遊園地が残ってました。2020/12/05
ささ
3
◾️ひばり号と屋上遊園地に興味があったので手に取った。ひばり号にだけスポットライトを当てるのではなく、副題にも含まれた『屋上遊園地』、『ひばり号を生み出した遠藤嘉一氏』、そして『ハチ公』。それらを時代の流れと合わせ、丹念に調べた近現代史。写真も多く、わかりやすい。どこのデパートにもあったはずの屋上遊園地は気づいたら消えていた。その消えた時期を調べても、デパート自体に資料がなく、大抵は不明なことに驚く。戦前(昭和9年)松坂屋大阪店の屋上に大きなプールがあったとは写真を見ても信じがたい。発想がすごい。2024/01/29
Kuliyama
2
東急百貨店東横店閉店の催しの中で「ひばり号」について初めて知りました。渋谷は子どもの頃から通っている街で楽しく拝読しました。「ひばり号」について母は知っているかも知れず、今度尋ねてみます。2020/05/24
takao
1
ふむ2025/05/04