段ボールはたからもの―偶然のアップサイクル

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段ボールはたからもの―偶然のアップサイクル

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  • サイズ B6判/ページ数 207p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784760150731
  • NDC分類 585.56
  • Cコード C0095

内容説明

段ボールは世界を見、空気を吸い、わたしたちの元へやってくる。よく観察するとその“あしあと”から国特有の経済、文化、人が見えてくる。スラスラ読める。だけど深くて、面白い。9年間の世界を巡る段ボール探しの冒険。

目次

夢中の大学生活 2010‐2012(段ボール発祥の国でたからものの発見(アメリカ合衆国)
段ボールにお金が必要だったとは(台湾)
段ボールカメラテロリスト濡れ衣事件(フランス) ほか)
葛藤の社会人時代 2013‐2016(大人の財布で、飛んで段ボール(トルコ)
遺跡の近くで段ボール(スペイン、イタリア、ギリシャ)
弱い段ボールとたくましい人々の国(インド) ほか)
決意のフリーランス 2016‐(フィリピンにバナナの段ボールはない(フィリピン)
段ボール人生に乾杯!(モロッコ)
グッドデザインは環境に配慮する(ドイツ) ほか)

著者等紹介

島津冬樹[シマズフユキ]
1987年、神奈川県生まれ。2012年多摩美術大学情報デザイン学科卒業。2015年、広告代理店を経てアーティストへ。「不要なものから大切なものへ」をコンセプトに、2009年より路上や店先で放置されている段ボールから、財布を作るプロジェクトCartonをスタート。日本のみならず、世界30ヵ国を周り、段ボールを集めては財布を作ったり、コレクションしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Willie the Wildcat

67
心底に育んできた思いを形にするキッカケ。広告代理店の職や金銭などの尺度ではなく「心」。各国の特徴盛りだくさんのエピソードはもちろんだが、掲載写真が語る”個性”、特にピンホールカメラで撮影した”作品”は非常に印象的。ドイツの子供たちから贈られた『お金』のエピソードなど人の温かみもあれば、スカベンジャーなど生活の糧である世の中の現実を垣間見た経験は、筆者のその後の生き方にも活かされたものと推察。アップサイクル。敢えて突っ込むなら、UAEでのカップラーメンの味の件。もう少し捻ろうよ~。2019/09/28

31
ネットのニュースで島津さんを知り、図書館で借りて読了。137ページの、『Nagoyaというロゴの入ったイワシのトマトソース。名古屋とどういう関係があるのかは不明。』これは、フィリピンにナゴヤという地名があり、名古屋のことではないんです。漢字で書きたくなるくらい、日本っぽい地名ですが。読むと、物を見る目が変わります。2019/08/02

Koichiro Minematsu

28
段ボールに魅せられた筆者が段ボールを求めて、世界中を旅する。というより段ボールを求めて冒険。 お国柄やナショナルカラーの段ボールはデザイン的にも素晴らしいと思えた。 筆者の段ボールへの並々ならぬ熱い情熱は、まさしく「半端ねぇ」2019/06/18

Nobuko Hashimoto

18
書店の旅のコーナーの「女子旅」とか「○○のおいしいカフェめぐり」といったお洒落な本のなかに、段ボールの本? これが大当たり。著者の島津冬樹さんは、拾ったり譲り受けたりして集めた世界各国の段ボールを使って財布をつくり、販売している。段ボールからはさまざまなことが見えてくる。商慣習、経済力、モノの流れなどなど。普段見過ごしているものを観察することの面白さに目覚めること請け合い。月イチ書評で詳しく紹介。https://www.kansai-woman.net/Review.php?id=2015402019/05/11

Yutaka Matsuzawa

16
段ボールに対する印象が変わった。もともと収集癖のある著者。段ボールに印刷されている文字やイラストのデザイン、ご当地性、中古品から見出されるストーリーに面白みを感じ、世界中へ収集の旅へ出かける。また美大卒の特徴を活かし段ボールからお財布(写真を見たが欲しくなる)を作ることで廃棄品から価値のあるものへ変身させるアップサイクルの流れを発信している。やわらかい文章で綴られる旅先での出来事が楽しく、段ボールから世の中を見た見聞録であり、著者の成長記であり、「ものに愛着を持ち大切に使う」という啓蒙書だった。〇2019/03/29

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