内容説明
世界のはるか東の果て、海の彼方にあるという国。ヨーロッパの人々の眼に「日本」はどう映ったのか―詳細不明の「ジパング」が、正確な形に描かれていく。西洋による日本理解の変遷を追う。1528年のヴェネツィアから1797年のローマまで、西洋の世界地図の中から、日本が登場する部分を年代順に、125枚収録。
目次
序論
地図本編(1528年 ベネディット・ボルドーネ ヴェネツィア;1575年 アンドレ・テヴェ パリ;1586年 レンヴァルト・キサトゥス フライブルク;1586年頃 アンドレ・テヴェ パリ;1589年 ジャコボ・ピッカリーアとウルバーノ・モンテ ミラノ;1595年 アブラハム・オルテリウス アントワープ;1596年 ジョヴァンニ・ボテロ ケルン;1598年 バーレント・ランジェーヌ ミデルブルフ;1598年 アブラハム・オルテリウスとフィリップ・ガレ アントワープ;1601年 アブラハム・オルテリウスとヨハネス・ファン・ケールベーゲン アントワープ ほか)
補遺
著者等紹介
ハバード,ジェイソン・C.[ハバード,ジェイソンC.] [Hubbard,Jason C.]
1944年メキシコシティ生まれ。アメリカス大学で経営学修士号取得。王立地理学協会フェロー、ボストン稀覯本クラブ会員、ロンドン国際地図収集家協会会員。ポラロイド社に勤務し、ラテンアメリカ、東アジア、ヨーロッパ、北アメリカなどを回る。1971年、パナマ駐在の際にブラウのギアナ図を購入し、以来古地図の収集に情熱をかける。『イマーゴ・ムンディ』誌やウェブ版「マップ・フォーラム」などに寄稿
日暮雅通[ヒグラシマサミチ]
1954年生まれ。青山学院大学卒業。英米文芸・ノンフィクション翻訳家。日本推理作家協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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Ayumi Katayama
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